出版社内容情報
伊集院 静[イジュウイン シズカ]
著・文・その他
内容説明
文章、そして生き方を通して「大人の男とはこうあるべき」を伝え続ける著者の日々を綴ったエッセイ集、待望の文庫化。麻雀、競輪などのギャンブル、ゴルフ場や酒場でのエピソード、幅広い交友関係から「粋な男の遊び方」を知ることができる。そして遊びを通して、生き方、考え方を知ることができる。「大人のための遊びの教科書」第1巻。
目次
「人間どうして働かなくちゃいけないんですか?」
自由人は辛いよ
信じなさんな
煙草が美味い
なんの役にも立つまい
酒呑みの天国
藤原伊織のリャンピン
どれだけ酒を飲んだか?
厄払い
いい日曜日だな〔ほか〕
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県防府市生まれ。立教大学卒業後、CMディレクターなどを経て81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で吉川英治文学新人賞を受賞。92年『受け月』で直木賞、94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、02年『ごろごろ』で吉川英治文学賞、15年『ノボさん』で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
113
伊集院静という人に対しては好き嫌いが分かれるところであると思うが、私としては彼の生き方なり書いたものは、良い意味で好き勝手にやってるところが彼らしくて、面白いと思っている。この本は人生の中の遊びを通じて、彼が何を感じて、何を思っていたかがエッセイとして書かれている。作家の遊び方ではない。伊集院静の遊び方だ。 日本全国を庭のようにして遊び、世界にも"遊び"に出かける。やはり好きなことやってるなあということで、面白い。2022/02/04
さと
69
伊集院さん、あなたって人は本当に天衣無縫 というか 無邪気というかほんとうに・・・。勝手気ままな生き様を人は、好きに言うだろうけれど、本来かくありたいと思うままを生きる姿に触れたくて、こうして無性に読みたくなる。藤原伊織さんとも麻雀仲間だったとか。お二人とも、私にとってはたまらなく魅力的2015/12/02
ゆう
9
作家の遊び方。うん、伊集院さんだけの遊び方なのでは?と思いつつもこんな生き方をしたいと思ってしまうバカな私。ま、さすがに一年分の給料をものの数分で溶かすとかできないけど。せめて一ヶ月かな。あれだ、カジノは行きたいね。金を吹っ飛ばすスリルは味わってみたい。2016/02/02
ランラン
8
再読。バクチのセンスは相当なものであったであろうことが窺われる。バクチで数億円失っていても平然と振り返ることができる肝の大きさはただただ驚きである。2025/03/16
junichi2216
8
遊ぶこと。簡単なようで難しい。人は何のために生まれてきたのか。遊ぶためか。誰かの役に立つためか。バランスなのだろう。伊集院さんの遊び方は、かなり定石に従っている。ギャンブル、麻雀、酒、旅行。破天荒で面白い。ルーレットの遊び方を教えていただいた。2016/01/12
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