出版社内容情報
派手な半纏を着た若い遊び人の才次が、湯島天神の男坂の急階段から転げ落ちて亡くなった。さらに後日、神田明神の境内では、何者かに突き飛ばされた女衒の長五郎が旗本に無礼討ちにされる騒ぎが起きる。北町奉行所臨時廻り同心の白縫半兵衛は、二つの現場に居合わせた年増女の正体を突き止めようとするが、その女の周辺を着流しの浪人が彷徨き始める――。「世の中には知らん顔をした方が良い事もあるさ」と嘯く北町同心の粋な人情裁きを描く、書き下ろし人気シリーズ第二十四弾!
【目次】
内容説明
派手な半纏を着た若い遊び人の才次が、湯島天神の男坂の急階段から転げ落ちて亡くなった。さらに後日、神田明神の境内では、何者かに突き飛ばされた女衒の長五郎が旗本に無礼討ちにされる騒ぎが起きる。北町奉行所臨時廻り同心の白縫半兵衛は、二つの現場に居合わせた年増女の正体を突き止めようとするが、その女の周辺を着流しの浪人が彷徨き始める。「世の中には知らん顔をした方が良いこともあるさ」と嘯く北町同心の粋な人情裁きを描く、書き下ろし人気シリーズ第二十四弾!
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年、北海道旭川生まれ。「特捜最前線」「水戸黄門」などテレビドラマの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、時代小説で数々のシリーズを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
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【追悼】藤井邦夫さん。あぁ、チーム半兵衛さん第24弾を読んでしまった(新刊はないよね・・)もう少し読みたかったよ。チーム秋山久蔵の方も完結はないのだなぁ(泣)安定のこのシリーズが大好きだった。半次と音次郎、最近は隙間風の五郎八までもがチーム内に居場所があるし、廻り髪結の房吉との朝の会話や、吟味方与力の大久保様の存在もどこぞの長谷川様よりずっと好きなのに・・悲しくて悔しくて残念でならない。我が町の図書館には追悼のコーナーが出来ていた。沢山たくさん楽しませていただき、本当にありがとうございました。2025/12/04




