出版社内容情報
芝界隈が盛り上がる「だらだら祭り」の季節がやってきた。お蝶が働く「いすず屋」をはじめ門前町の店主たちは、祭りを盛り上げる策を話し合うが、ふらりと芝に戻ってきたお蝶の幼馴染みの半七という男が、祭りに欠かせぬ生姜を意外な方法で売ることを提案する。祭りが始まると半七の策は大当たりし、生姜は飛ぶように売れ、周囲も大喜びするが、祭りも終盤を迎える頃、芝神明宮の周囲で鬼火騒ぎが頻発する。門前茶屋を舞台にした義理と人情あふれる時代小説、絶好調のシリーズ第三弾!
【目次】
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- 和書
- 学校心理学事典