中公文庫<br> 詩の中の風景―くらしの中によみがえる

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中公文庫
詩の中の風景―くらしの中によみがえる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122074798
  • NDC分類 911.5
  • Cコード C1192

出版社内容情報

いつでも訪れることができる、不思議にひろい場所。ときどき深呼吸をしたくなる原っぱ。かたくなな心に手をさしのべてくれ、暮らしの中で鏡のように光るもの。――詩は自分にとって実用のことばという著者が、みずみずしい感性で五三人の詩篇を選び、エッセイを添える。読者ひとりひとりに手渡される詩の世界への招待状。〈解説〉渡邊十絲子

内容説明

いつでも訪れることができる、不思議にひろい場所。ときどき深呼吸をしたくなる原っぱ。かたくなな心に手をさしのべてくれ、暮らしの中で鏡のように光るもの。―詩は自分にとって実用のことばという著者が、みずみずしい感性で五十三人の詩篇を選び、エッセイを添える。読者ひとりひとりに手渡される詩の世界への招待状。

目次

1(詩の中の風景―海の若者 佐藤春夫;旅へのいざない―Enfance finie 三好達治 ほか)
2(巣―五月の雉 蔵原伸二郎;誕生―森の若葉 金子光晴 ほか)
3(山芋の少年―虫けら 大関松三郎;静寂の破れ目―おまえがきたので 城侑 ほか)
4(秋が歩いてゆく―漂々と口笛吹いて 中原中也;そのかなたに―秋の虹 乾直惠 ほか)
5(手をふるもの―遊び 岸田衿子;歌う―声 会田綱雄 ほか)

著者等紹介

石垣りん[イシガキリン]
1920年東京生まれ。詩人。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿する。小学校卒業後、十四歳で日本興業銀行に就職。二十五歳の時に敗戦を迎え、戦後は職場の組合活動にも参加しながら詩作に集中。38年同人誌「断層」を創刊し福田正夫に師事。59年第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。69年第二詩集『表札など』でH氏賞、71年『石垣りん詩集』で田村俊子賞、79年『略歴』で地球賞を受賞。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ryohjin

19
人生や生活の一片を描いた様々な詩人の詩に、著者の文章が添えられています。気まぐれに詩を読んだとき、自分の感じていることが的はずれなのではといつも不安に思うのですが、この本では著者がいっしょに読んでくれているように感じられ、いつもより深く、それぞれの詩の世界に入ることができたように思います。石垣りんさんの記憶に刻まれ選ばれた53編の詩はこれからも繰り返し読むことになるのでしょう。石垣りんさんご自身の詩とエッセイも引き続き読んでみようかと思います。2024/03/12

nickkk

2
詩の選出はいいのに解説が意味がわからないなと読んでいて思ったが、途中から一篇ごとに各人の思い出があることがあるわけで、そのことを伝えたかったのだなと考え直した。高校生が読む上野は創造のない家庭のみじめさを嫌うレスバの話だし、独身中年が読む上野は意味通り。家庭のない創造のみじめさの話だし、雪が降る電車で読んだ遠景はやたらに白いばかりの絵だろうし、出張先で読む夢は焚木の丸太には平社員なのに一から百までと憤りを感じるし。どこで初めて読んだか、何を感じたかということを忘れないようにするのは大事だなと改めて感じた。2024/03/15

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