出版社内容情報
女絵師・お貞殺しの手がかりを得るため、八丁堀の長屋に住む与力や同心の妻で結成される女武会と対決をすることになった愛坂桃太郎。言うことを聞かない老体に難儀しつつも、なんとか女たちを退けた桃太郎に告げられたのは、お貞には男の影があり、しかもその男は還暦前後であろうお爺さんだったという意外な事実だった。まさかわるじいが捕らえようとする下手人もまた爺いなのか? 孫を背負って悪を斬る、大人気時代小説シリーズ第四弾!
内容説明
女絵師・お貞殺しの手がかりを得るため、八丁堀の長屋に住む与力や同心の妻で結成される女武会と対決をすることになった愛坂桃太郎。言うことを聞かない老体に難儀しつつも、なんとか女たちを退けた桃太郎に告げられたのは、お貞には男の影があり、しかもその男は還暦前後であろうお爺さんだったという意外な事実だった。まさかわるじいが捕らえようとする下手人もまた爺いなのか?孫を背負って悪を斬る、大人気時代小説シリーズ第四弾!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年生まれ。93年に『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2015年に『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kei302
34
ももこシリーズ八丁堀篇第4弾。じいじに似た年格好の男現場で目撃されていた! 心穏やかではない桃太郎が作戦を立てて犯人を誘い出す。女絵師殺しの犯人は思ったとおりだった。二語文で話せるようになってきたももこ可愛い。お友だちのしゅうたんは名前が2回出てきただけで本人は登場せず残念だったが、久々に犬の狆助活躍で楽しめた。2024/11/19
ひさか
12
2024年11月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ4作目。首切りの鐘、消えた女、死の芸、最悪の同心、の4つの連作短編。ついに女絵殺人事件の解決への糸口が…。長かった〜。4冊も費やしてしまったぁ。2024/12/31
goodchoice
1
話がどんどん進んでいくので読みやすい。この巻ではあまり桃子の登場が少なく、やはり成長していくとそうなるのかもしれない。2025/01/01
Geo
1
桃子はあんなにしゃべるのにまだ歯が生えていないのか。 数えで2歳(実年齢1歳半位)でそれはおかしくない?2024/11/25
asky0084
0
★★★☆☆2025/01/09