出版社内容情報
変革を起こすための綿密な準備を分析する!
オバマの勝因は、演説でも、インターネットでもない! 変革を起こすための綿密な準備と、きめ細かい状況への対処を分析した戦略論。
2006年秋に『ヒラリーとライス アメリカを動かす女たちの素顔』を執筆した著者は、その後もヒラリーを追っていた。その過程でオバマの選挙に接し、その斬新さに驚かされる。
▼日本のテレビや新聞が取り上げた、オバマの卓越した演説、インターネットを使った手法などは氷山の一角に過ぎない。目に見える氷山の下に、卓越した選挙戦略、魅力的な組織作り、真面目さと正攻法の復権があったのだ。「手間と時間のかかることを選ぶ」「若者に迎合しない」「自分の弱点を長所に変える」「応援したいと思わせる」「最先端とローテクの融合」「従来の政治家とは違うトレンディさを見せる」…。どれか一つでも欠けていたらオバマの勝利はなかっただろう。
▼オバマのすごさは「やるべきことは全てやる!」という言葉に集約される。その戦術には、物事を成し遂げるためのヒントが詰まっている。閉塞感に包まれた日本の政界に、新たなリーダーを待望しながら読む一冊。
●第一章 攻めの斬新さ・大胆さ
●第二章 守りの固さ・緻密さ
●第三章 組織の結束
●第四章 若者を型にはめない
●第五章 スター・クオリティを探せ
●第六章 オバマのすごさ
内容説明
オバマの選挙には、勝つための全てがあった。ハイテクを駆使した手法から、きめ細かいローテク&草の根の活動。トレンディなスタイルでアピールする一方、真面目さと正攻法の復権。経験不足を長所に変える巧みな戦略…。ゼロから組織を立ち上げ、選挙運動に新しい方程式を打ち立てたオバマのすごさは「やるべきことは全てやる!」という言葉に集約される。その戦術には、物事を成し遂げるためのヒントが詰まっている。閉塞感に包まれた日本の政界に、新たなリーダーを待望しながら読む一冊。
目次
第1章 攻めの斬新さ・大胆さ
第2章 守りの固さ・緻密さ
第3章 組織の結束
第4章 若者を型にはめない
第5章 スター・クオリティを探せ
第6章 オバマのすごさ
著者等紹介
岸本裕紀子[キシモトユキコ]
1953年東京都生まれ。エッセイスト。慶應義塾大学法学部卒業後、集英社『non‐no』編集部に勤務。その後渡米し、1984~89年までニューヨークに滞在。ニューヨーク大学行政大学院修士課程修了。女性の人生を扱うエッセイの他に、政治・社会評論も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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