出版社内容情報
江戸を騒がす「ねずみ小僧」。十年ものあいだ旗本屋敷や大名屋敷で盗みを働く正体不明の賊だ。ある晩、松江藩上屋敷を狙った「ねずみ小僧」が、警固の侍に手傷を負わされた。翌日、刀傷を負った鋳掛屋の男が幻宗の施療院を訪れる。侍と喧嘩の末に斬られたと男は言うのだが――。好評・長編青春時代小説、第15弾!
内容説明
江戸市中を騒がす「ねずみ小僧」。十年ものあいだ捕まらずに旗本屋敷や大名屋敷から金を奪っている正体不明の盗賊だ。ある晩、松江藩上屋敷を狙った「ねずみ小僧」が、警固の侍に手傷を負わされた。翌日、刀傷を負った鋳掛屋の男が幻宗の施療院を訪れる。侍と喧嘩の末に斬られたと男は言うのだが、新吾は疑問を抱く―。好評・長編青春時代小説、第15弾!!
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年東京都生まれ。データベース会社に勤務のかたわら執筆した「原島弁護士の処置」でオール讀物推理新人賞を受賞しデビュー。『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞、『絆』で第41回日本推理作家協会賞長篇賞を受賞。“蘭方医・宇津木新吾”などの人気時代小説シリーズの他、法廷ミステリーを始めとする幅広いジャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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