出版社内容情報
刺客として放たれた仔犬の音吉を退け、束の間孫の桃子と過ごせる日常を取り戻した愛坂桃太郎。しかし、抗争の元凶たる東海屋千吉との決着がつかないことには真の平穏は得られない。愛する孫とのかけがえのない日々を取り戻すため、わるじいが大奮闘! 大人気時代小説シリーズ、シーズン完結巻!
内容説明
仔犬の音吉を退け、久しぶりに愛する孫の桃子と思う存分に触れあうことができた愛坂桃太郎。しかし、そんな桃太郎のもとに、今度は刺客を放った黒幕である東海屋千吉が思惑ありげに訪ねてくる。江戸の町を取り巻く騒乱の元凶たる千吉との因縁に決着をつけないことには、真の平穏は訪れない。愛する孫が笑って暮らせる日常を取り戻すため、わるじいが一世一代の大勝負に臨む!大人気時代小説シリーズ、感動の完結巻!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年生まれ。93年に『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2015年に『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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