双葉文庫<br> 冬の舟影―家請人克次事件帖 (新装版)

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双葉文庫
冬の舟影―家請人克次事件帖 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 278p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575670301
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

江戸の町において幼い娘のかどわかしが頻発していた。家請人の克次が営む「大和屋」を訪ねてきた宿無しの兄妹、その妹お峰も行方不明となった。二度と十手は持たぬと固く心に決めていた克次であったが、その身の上を聞けばとても人ごとと思えず、同心・中山順之介に協力を請われるままに動き出す。粋な請人、男の中の男、克次の活躍が心躍らすシリーズ第2弾!

内容説明

江戸の町で幼い娘のかどわかしが続けざまに起きていた。事件の数日前から薄汚い身なりをした不審な兄妹が近づくのだという。深川で家請人業を営む克次は、のたれ死に覚悟で親元を飛び出し「家を借りたい」と一度訪ねてきたきりの兄妹が気になった。ご赦免で江戸に戻ってきた老爺・喜八と克次は知り合う。喜八は人さらいの手口を聞いて顔色を変えた。元切れ者の十手持ち・克次が弱者の力になろうと駆け回る傑作シリーズ第2巻。人を思う温かさと切なさと。

著者等紹介

築山桂[ツキヤマケイ]
京都府出身。大阪大学大学院博士後期課程単位取得。専攻は日本近世史。1998年『浪華の翔風』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やま

85
家請人克次事件帖2作目 2020.11発行。字の大きさは…中。 元岡っ引きで、家請人(保証人代行などの不動産業者)である、大和屋克次の人情捕物噺です。 此度は、大和屋に住まいを探しに来た幼い兄妹の妹・お峰が攫われて、兄・信作と一緒に克次が、お峰を探していると、同じような手口で数人の女の子が攫われているのが分かります。25年前にも、同じような事が有って、その時の罪で江戸所払いになった喜八の協力で人攫い一味が分かってきます。そして、幼子を攫い売って儲けようとする人攫いの一味を、克次の動きで…。🌿続く→2021/02/17

ミニッシュ

0
愛すべきキャラクターだぞ。家請人大和屋克次、お京、正蔵親分。このシリーズは全作制覇するぞ。面白くてさくっと読めてしまうな。2021/08/31

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