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双葉文庫
迷い熊笑う―長屋道場騒動記〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575670219
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

惠比壽屋父娘を巻き込む十河藩の世継ぎを巡る訌争。与惣兵衛に接触を図ってきた御国派、生馬を懐柔し取り込もうとした御為派、ともに工作が不首尾に終わった両派だが、自派を勝利に導くべくさらなる動きを見せてくる。そんななか、生馬の父源心、そして生馬にまつわる過去の衝撃の事実が判明。生馬の、そして惠比壽屋父娘の運命は――。人気シリーズ堂々の最終巻!

内容説明

与惣兵衛とお君の間のわだかまりも消え去り、束の間の平穏を取り戻したかに見えた惠比壽屋。だが、いまだ藩内の訌争に決着がつかぬ十河藩の御国派、御為派、そして引導を渡したはずの三嶽藩までもが新たな策を弄してくる。そんななか、生馬の父源心と、生馬自身にまつわる思わぬ過去が判明。生馬の、そして惠比壽屋父娘の運命は―。心優しき巨躯の剣士「迷い熊」が悪を討つ!痛快人情活劇シリーズ、ここに堂々完結!!

著者等紹介

芝村凉也[シバムラリョウヤ]
1961年宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。二十数年のサラリーマン生活を経て著述活動に入る。2011年「返り忠兵衛江戸見聞」シリーズにてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

69
江戸は神田の信抜流指南、若き道場主・間野生馬の活躍の物語です。十河(そごう)藩へ次期藩主として迎えられる予定であった三嶽藩主の四男・頴(えい)四郎は、十河藩の姫君(惠比壽屋のお君)が現れたので、話が流れる。そこで頴四郎は、十河藩の姫君の婿として十河藩へ入ることを画策するが。お君が、十河藩の血縁でないことが明らかとなり取りやめとなる。今度は、間野生馬が十河藩の若君ではという話になって来るが…。🌿続く→2022/04/28

とし

68
長屋道場騒動記(迷い熊笑う)8 最終巻。最後は驚きの結末でしたね、お君ではなく生馬だったとはびっくりですが。楽しく面白く読むことが出来ました。 2022/03/23

Mc6ρ助

10
え〜、ここで終わるの?今どきのミステリみたいに全部を回収してくれとは望まないが、解決したのは××騒動だけ。盗賊とか恋バナとか、惠比壽屋(とその娘お君)、盗賊夜鴉一味(とその頭目の喜平次)、迷い熊・間野生馬の三すくみ、この後が気になってしょうがない。2021/03/28

ニッキー

5
意外な結末で幕を閉じました。 この作家は、相手の心理、行動を推理するシーンがかなりの部分を占めます。 行動を描写して、読者に推理させてもいいのでは。2020/11/20

kmzwrs5781

1
シリーズ完結。身近で起きていた他人事にまさかの真実。まっすぐな生馬の志と生き方は見習うべき。生馬のこれからに期待2025/01/20

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