出版社内容情報
伊賀の服部半三保長は、服部の名を汚した加藤段蔵の捜索を倅の正成に命じた。時を同じくして、長尾景虎(上杉謙信)が放った忍び集団・軒猿も段蔵の首を狙っていた。その一方で段蔵は、甲斐の武田家に潜り込むべく策略を巡らし……。伊賀と甲賀、越後の忍びに雑賀衆も巻き込んでの戦国バトルロイヤル! シリーズ第2弾。
内容説明
惡忍・加藤段蔵を亡き者にせんとする服部正成は、段蔵の師父・甲山白雲斎を刺客として放つが、越後長尾家の忍び・軒猿もその命を狙っていた。甲斐武田家に潜り込んだ段蔵を巡り、服部正成、甲山白雲斎、雑賀孫一、風魔小太郎ら、それぞれの思惑が複雑に絡み合い、やがて壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる。スピーディーな展開に時を忘れる、一気読み必至の戦国エンターテインメント、シリーズ第2弾。
著者等紹介
海道龍一朗[カイトウリュウイチロウ]
1959年生まれ。2003年、上泉伊勢守信綱の半生を描いた『真剣』で鮮烈なデビューを飾る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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YONDA
16
忍たちの凄絶な戦い。人を捨て修羅となった陰の段蔵は師を倒す。風魔小太郎と服部正成も出てきてこれからどうなるのか、陰と陽の段蔵はどうなるのか、次巻に続く…となる終わり方だが、次巻発売の予定はあるのかな?海道先生、よろしくお願いしますm(_ _)m2020/12/12
タカボー
5
まだこの先もあるんだな。加藤段蔵のまわりに、服部正成、風魔小太郎、雑賀孫市が出てきて、オールスターみたいになってきた。例えば戦国武将が一堂に会して戦ったら、誰が一番強いのか?みたいな楽しさがあります。続きが出たら買います。2020/07/03
gachi_folk
5
伊賀、甲賀、雑賀、風魔…。豪華すぎる忍者が勢揃い。これホントすごい。主人公クラスが惜しげもなく登場し、しっかりと役目を果たす。ホントすごい。これは忍者小説のアベンジャーズ だ。そして、映像よりも想像力を圧倒的に広げさせてくれる筆力。海道龍一郎は天才だな。2019/12/05
キリン
4
早く次が読みたい。2021/08/10
tako_machida
2
伊賀、甲賀、雑賀、軒猿、風魔と忍び達が入り乱れて争う戦国エンターテイメント小説。読み慣れたからか、悪忍より面白かったです。2020/02/02