出版社内容情報
奸臣を渾身の芝居で討ち果たし、晴れて辻ヶ浦藩六万石の若君として迎えられた恋之介。一方、看板役者を失った揚羽座は不入りが続き、弟子の剣豪、堅四郎は師の幸せを祈りつつも寂しさを隠しきれない。そして、同じく恋之介の不在に耐える雪ノ丞に邪悪な魔の手が忍び寄る??ままならなくもいとしい人生の哀歓を描く傑作時代小説、堂々の千秋楽!!
黒木 久勝[クロキ ヒサカツ]
著・文・その他
内容説明
奸臣を渾身の芝居で討ち果たし、晴れて辻ヶ浦藩五万石の若君として迎えられた恋之介。一方、看板役者を失った揚羽座は不入りが続き、弟子の剣豪、堅四郎は師の幸せを祈りつつも寂しさを隠しきれない。そして、同じく恋之介の不在に耐える雪ノ丞に邪悪な魔の手が忍び寄る―ままならなくも愛しい人生の哀歓を描く傑作時代小説、堂々の千秋楽!!
著者等紹介
黒木久勝[クロキヒサカツ]
1973年、大阪市出身。高校卒業後、映画『東京フィスト』のスタッフとして参加するために上京。以後、塚本晋也監督の助監督を務める。また、フリーのディレクターとして、テレビ番組制作に従事。2007年、映画『悪夢探偵』で脚本家デビュー。代表作は『猫侍』、『猫忍』。2015年、「鬼がらす恋芝居」シリーズ(双葉文庫)で小説家デビューを飾る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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