双葉文庫<br> 仇花―おいらん若君徳川竜之進

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双葉文庫
仇花―おいらん若君徳川竜之進

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575669077
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

廓中が白装束で埋まる名物紋日、八朔。決して客と同衾しない伝説の花魁篝火は薄墨で竜を描いた白小袖姿で道中し、男心を蕩けさせる。だがその正体は、なんと幼少より吉原に匿われし尾張家の御落胤、徳川竜之進! 秘道から廓を脱けて通う煮売屋で、江戸の町を騒がす妖術遣い「滝夜叉姫」一行の噂を耳にした竜之進は、胡乱な美姫を見物に夜の上野へと乗り込む。”見返り柳剣”が浮き世の悪をしなやかに斬る!! 大好評シリーズ第二弾。

鳴神響一[ナルカミ キョウイチ]
著・文・その他

内容説明

残暑の吉原が純白に染まる名物紋日、八朔。決して客と同衾せぬ伝説の花魁篝火は凄艶な白無垢姿で道中し、男たちを悶絶させる。だがその正体は、なんと幼少より吉原に匿われし尾張家の御落胤、徳川竜之進!江戸を騒がす妖術遣い「滝夜叉姫」一行の噂を耳にした竜之進は、隠し隧道から廓を脱け、胡乱な美姫の素性を暴くべく夜の上野へと乗り込む。“見返り柳剣”が浮き世の悪をしなやかに斬る!!大好評シリーズ第二弾。

著者等紹介

鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
1962年東京都生まれ。中央大学法学部卒。2014年『私が愛したサムライの娘』で、北方謙三氏、今野敏氏、角川春樹氏の全選考委員満場一致により第六回角川春樹小説賞を受賞しデビュー。同作で15年に第三回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書好き・本屋好き堂

3
シリーズ第2弾。 またしても読売屋の楓から聞いた、江戸を騒がす妖術遣い「滝夜叉姫」一行が現れるという噂が。さらには、「滝夜叉姫」に会ったものは、五寸釘で殺されるという😱 またまた無鉄砲な竜之進は、真相を明らかにするべく、夜な夜な吉原を抜け出し乗り込んでいく😅 竜之進を守る成瀬四鬼は、若さまにこき使われ、可哀想😁笑 そのやり取りがまた面白い😆🎵 でも最後はまたしても水戸黄門か?必殺仕事人か?!というスカッとした終わりに✨ まだまだ続きが楽しみです🎵2022/05/29

ままごん

3
竜之進シリーズ2作目です。何やら超過保護な竜之進くん、いろいろお騒がせですが、正義の味方。今作ではサラリと身分を明かす場面も。カッコイイですねぇ。この調子で、おいらん若君のシリーズが続いてくれるとうれしいです。2019/02/06

goodchoice

2
第2作となり徐々に主人公の役柄がしっくりしてきた。まだまだ面白くなりそうなので、期待したい。2019/03/27

沢上容

1
 滝夜叉姫の正体に吃驚。竜之進のお付きの人達はタイヘン(^_^;)2023/01/12

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