出版社内容情報
相良官兵衛は高六百石の旗本。これまで七人の子宝に恵まれたが、すべてが娘。「早く跡取りを…」と、母や祖母からせかされる毎日だ。そんな官兵衛に「小納戸役」の話が舞い込んできた。担当は「御犬番」。将軍家治公に献上された、巨大な犬を飼い馴らすというお役目だという。「そんな暴れ犬の飼育など、俺にできるだろうか?」と悩む官兵衛は、闘犬にも一家言持つ、剣の師匠に相談する。笑いあり涙ありのお犬時代小説新シリーズ始動!
経塚丸雄[キョウヅカ マルオ]
著・文・その他
内容説明
小笠原官兵衛は高千五百石の直参旗本。嫡男として過保護に育てられたが、剣術と「鳥寄せ」の腕前は一級品だ。そんな官兵衛に「小納戸役」の話が舞い込んできた。担当は「御犬番」。将軍家治公に献上された巨大な犬「仁王丸」を飼い馴らす、というお役目だという。剣の師匠から「犬のよき主となれ」との教えを受けた官兵衛は、勇気を振り絞り、暴れ犬をしつけようと悪戦苦闘する。笑いあり涙ありの、お犬時代小説新シリーズ始動!
著者等紹介
経塚丸雄[キョウズカマルオ]
中央大学法学部卒業後、脚本家として活躍。主な担当作品に映画「連弾」(第25回城戸賞入選)などがある。時代小説デビューとなった「旗本金融道」シリーズ『銭が情けの新次郎』、『銭が仇の新次郎』、『馬鹿と情けの新次郎』、『斬るも情けの新次郎』、『情けが宝の新次郎』(双葉文庫)が、第六回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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