内容説明
土佐藩内で起きた偽絵騒動に巻きこまれ、城下処払となった絵師の林金蔵は、旧知の南町奉行遠山金四郎の計らいで江戸に呼び寄せられた。そんな折り、浅草の市村座で八代目團十郎演じる『助六』を観ていた金蔵は、上演中に観客の女が殺される現場に居合わせる。その場で描いた下手人の似顔絵を見た同心の安藤世之助は、生き写しの新技法を発揮する金蔵の才能に驚愕する。本格時代小説新シリーズ、書き下ろし第一弾!
著者等紹介
安芸宗一郎[アキソウイチロウ]
1956年、東京生まれ。日本料理専門雑誌の編集を経て文芸誌の編集者になる。その後、独立して広告業界に転身し、コピーライター及びプロデューサーとして企業のPRに従事。現在はフリーライター兼編集の傍ら小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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