内容説明
柳橋に佇み、思いつめた表情で神田川の流れを見つめる女、おかよ。亭主は腕の良い黄楊櫛職人忠吉、待望の赤ん坊まで身篭り、何不自由ない暮らしを送りながら、晴れやかな表情を見せないおかよの苦悩とは一体何なのか。やがておかよは、忠吉の前から姿を消し…。江戸の岡っ引たちに一目置かれる弥平次と個性豊かな手先たちの活躍を描く人情捕物の決定版。シリーズ第五弾。
著者等紹介
藤井邦夫［フジイクニオ］
１９４６年、北海道旭川生まれ。テレビドラマの脚本家、監督を経て、２００２年に作家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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だいしょう@SR推進委員会
2
日常の忙しさに埋もれて積極的に本を開けない日々が続いてます。そんな時は、やっぱり藤井さんでしょう。安定感が物足りないときもありますが、読みやすく、小説というよりテレビドラマを見るかのよう。このシリーズは、弥平次が岡っ引きなので、江戸の庶民が巻き込まれる事件をメインに進みます。私にとってはいいリハビリです。次、いこ。2016/01/15
司
0
白縫さんがでてくると嬉しい2019/03/17
