内容説明
はぐれ長屋の周辺で殺しが立て続けに起こった。さらに借金の形として、長屋の娘が賭場の親分にさらわれてしまう。さっそく探索を始めた源九郎たちだが、敵方らしき男たちに、事件から手を引くよう脅される。こちらの行動が筒抜けのことに疑問を抱いた源九郎は、長屋に敵のまわし者がいると睨む。大好評シリーズ第三十二弾!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。1990年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
108
はぐれ長屋の用心棒「磯次の改心」32巻。安心して読めますね、今後は磯次さんが仲間になるのかな?「浜乃屋」の女将お吟さんが登場しないので少し残念でした。2015/06/30
toshi
11
入手の都合上、読む順番が前後しているけれど、このシリーズの場合は大して問題にはならない。 今回は事件が立て続けに起こる。やがてそれらが一つの原因に集約されていく。あとはいつものパターンでめでたく解決。2017/03/20
rakim
8
マンネリの極致のシリーズは暇つぶし、待ちの長い病院の駐車場であっさりと読了。長屋に敵と通じている裏切り者が?という巻。待ち伏せされ凄腕の浪人用心棒が悪党に加担し・・というお決まり。2015/02/15
あかんべ
8
読む前から展開が想像できる副題名は止めて欲しい。ただでさえ同じパターンで進む話なのだから。2015/01/31
史
2
亡霊の幻影に付きまとわれながらも、長屋の民は再び討ち滅ぼす。2022/02/08