出版社内容情報
ロングセラー『おたまじゃくしの101ちゃん』の続きのお話。みんなは小学生になり、ことばやハイク、算数の勉強にはげみます。
内容説明
うしろあしが生えそろったおたまじゃくしたちは、いちべえぬま小学校にはいって、ことばやはいく、算数などの勉強にはげんでいます。ある日、お弁当を食べようとしていたら、沼の底から大きなナマズが!絶体絶命のピンチに、お父さんが大活躍です。4歳から。
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
加古里子。1926年福井県武生に生まれる。1948年東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。民間化学会社研究所勤務のかたわら、セツルメント運動、児童会活動に従事。1973年会社を退社した後は、児童文化と児童問題の研究のかたわら、テレビのニュースキャスター、大学講師、海外での教育実践活動などに従事。また児童文化の研究者でもある。作品は、物語絵本、科学・天体・社会関係の知識絵本、童話、紙芝居など多岐にわたり、500点以上。1963年サンケイ児童出版文化賞大賞、2008年菊池寛賞、2009年日本化学会特別功労賞、神奈川文化賞、2011年越前市文化功労賞、2012年東燃ゼネラル児童文化賞などを受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
83
いちべえぬま小学校。84ひき。 おたまで歌が「おみやげは、たくさんほしい、まってます」 めだかで歌が「めいわくだ、だっこにおんぶ、かえりみち」 おたまじゃくしの101ちゃんから減っていることが時代の流れ。2014/10/24
keroppi
69
後ろ足の生えたおたまじゃくしたちが小学校でお勉強。ちゃんと国語、算数、体育している。体操するおたまじゃくしが可愛い。ナマズに襲われそうになるハラハラもあって楽しい絵本。かこさんもカエル🐸が好きだったんだな。2022/08/19
nakanaka
66
「おたまじゃくしの101ちゃん」の続編となる作品のようですがそちらは読んでいません。前作では101匹いたのですが今作では84匹になっています。さすが加古先生、自然の厳しさをさり気なく盛り込んでいます。おたまじゃくしのお父さんとお母さんが学校の先生となって国語や算数を教えるという内容。おたまじゃくしの一匹一匹を描くという細かい描写に加古ワールドの神髄を見た気がします。2018/11/05
クリママ
30
小学校低学年ぐらいだと、一緒にお勉強して楽しめます。2019/03/09
かおりんご
29
絵本。101ちゃんの学芸会の劇があるので、つい、この絵本も学芸会用にアレンジできないかと思いながら読みました。でも、山場がいまいち・・・101ちゃんを越えられませんでした。2014/03/01