内容説明
浅草で行方知れずとなった大和屋の孫娘を、異形の僧が験力で発見した。以来、大和屋ばかりか時の老中まで怪僧にどっぷり帰依。だがその裏では、江戸を焼き尽くす黒い企みが着々と進んでいた。三度の飯より遊興好きな放蕩同心・八巻卯之吉は、ある事件を機に験力のカラクリを看破。有り余る財力と名推理で怪僧との千里眼対決に持ち込む。絶好調シリーズ第十四弾。
著者等紹介
幡大介[バンダイスケ]
1968年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員、CM製作会社に勤務。1995年、文筆業に転じフリーライターとして活躍。2008年、「天下御免の信十郎」シリーズ(二見時代小説文庫)で時代小説作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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