内容説明
大店を狙い兇刃をふるう、武士五人組の黒鬼党。華町源九郎たちは材木問屋の用心棒を依頼されるが、管井紋太夫が賊の一味と思われる三人に襲われる。賊の仲間に居合の遣い手がいるらしい。大胆な手口と残虐さで、町奉行所も恐れる黒鬼党に敢然と立ち向かうはぐれ長屋の用心棒たち。大好評シリーズ第二十二弾。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。1990年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。剣豪・人情時代小説で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
43
はぐれ長屋の用心棒「疾風の河岸」22巻。菅井さん大活躍だが空しさと悲痛の叫びが、昔の同門が悪人の一味に、江原夫妻の悲惨な結末を迎える。島田と萩江さんは登場するが、お吟さんが登場しないのはなぜ、華町源九郎さんとの関係は進展しないのかな。2014/01/30
ひかつば@呑ん読会堪能中
6
長屋の5人は死ぬことないと思ってはいるものの、菅井、技量が上の難敵相手によくやった。張り詰めた話の中で島田と萩江が一服の清涼剤となっていたが、まだ長屋にいたんだ。2012/11/03
ハルナ
5
先の展開は想像つくけど、安心して読めるのがいいね。菅井が1人で強敵5人を相手にする場面はハラハラしたw2011/08/12
nyaboko
4
読む順番間違えたwww ということで、菅井がメインの話。見知らぬ登場人物がいるけど気にしない。菅井の友人が貧乏苦しさに、別の友人の罠に簡単にハマって夫婦ともども悲劇の死に見舞われる。それに激怒した菅井が仇討するというもの。この巻を読んで村上への認識が改まった。そうか、お前は「ツンデレ」だったのか!!www 2012/09/29
まりりんりん
4
今度の敵は大店を狙って凶刃を振るう手練れの武士5人。今度の奴らは菅井を待ち伏せて、切りふせようと先手を打ってくる。源九郎たち長屋の男達が駆けつけて、何とか危機を乗り越えた。いやぁ、そうなると分かっていても、やっぱりドキドキします。 最近、お吟の店に行ったり、泊まったり、源九郎の色っぽい話がないですね。藤四郎と萩江のラブラブっぷりもいいですね。続きが楽しみです。2012/03/05
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