内容説明
酒に酔って刀を振り回した下総佐倉藩士を一刀のもとに斬り倒した浪人者がいた。太刀筋から田宮流抜刀術の遣い手と睨み、男の探索を開始した北町奉行所臨時廻り同心白縫半兵衛だったが、大店の米問屋で台所奉公する男の女房の周辺で押し込み強盗の影がちらつきはじめる。好評シリーズ第十四弾。
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に400本以上の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
111
知らぬが半兵衛手控帖「詫び状」14巻。既に20巻にて完結しているが14巻を読んでいなかったので、知らぬが半兵衛さん懐かしいですね~半次さんに鶴次郎さん良いですね「私たち町方同心が知らない顔をした方が良いこともあるからね」の決め言葉良いですね。2015/11/26
M2
2
半兵衛ファミリーや柳橋の親分ファミリーにまた会えて嬉しい。ただ表題作の決着のつけ方は今ひとつすっきりしない。だってあの人、自分が何をしていてどういう結果になるか知っててやったんだよね?貧乏神の善吉さんと懐かれる鶴二郎は可愛かった。お夕さん、いつか幸せになって欲しい。2011/06/16
zuccalove
1
いい感じの知らんぷり。 みんな幸せになってもらいたい。2018/05/25
沼田のに
1
思えばこのシリーズもいい人しか出てこなくて面白くなかったけど、シリーズを追うごとに悪人がちゃんと登場して面白くなった。今度は極悪人と半兵衛の女がほしい。6/102014/09/06
ちぎもも
1
体調悪くて有給とって一日ごろごろとして読んだせいか、貧乏神善六さんにちょっとイラっと…(^^ゞ。 彼が皆から軽んじられたり疎まれたりするのは、人の目をみない自信のなさや卑屈さばかりではなく、空気を読まない図々しさなんだなーと思った。 酒を飲む場面でのこと、鶴次郎に初めて誘われたのに、最初の一杯は遠慮していても、2本目のお銚子は御馳走になる相手に了解もとらずにお代りを勝手に頼んで悪びれない、その咎める程でもない図々しさに、あ゙ー居るよね!こんな人にかぎってこの「咎める程でもない」を繰り返して嫌われちゃうのに2012/01/20
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- 和書
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