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文春文庫
翔べ麒麟〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 401p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167316051
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

奈良随一の剣の腕をかわれ遣唐使の護衛士に任ぜられた藤原真幸。16歳で唐に渡り、望郷の念を抱えつつも、今や大唐帝国の高官として帝国の命運を握る朝衡こと阿倍仲麻呂。絢爛たる唐の都・長安で出会った二人を軸に運命の歯車が回りだす…。陰謀と友情、恋と剣。沈みゆく帝国の都を舞台に繰り広げられる新感覚歴史活劇。

著者等紹介

辻原登[ツジハラノボル]
1945(昭和20)年和歌山県生まれ。90年「村の名前」で第103回芥川賞受賞。99年「翔べ麒麟」で第50回読売文学賞受賞。2000年「遊動亭円木」で第36回谷崎潤一郎賞受賞。東海大学で小説の創作法について教鞭もとる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

52
「あまのはら ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」。遣唐使で唐に渡って、遂に日本に戻れなかった阿部仲麻呂が日本を偲んだ望郷の歌とされるが、作家はそこにあこがれと恋の気配を読み取る。そこからこの壮大な物語が紡ぎだされた。唐の盛期、玄宗の治世、楊貴妃と安禄山の時代。阿倍仲麻呂は玄宗に請われ唐の高官として唐の歴史を左右する立場にいた(ある程度史実)。そこに遣唐使として訪れた吉備真備と、「広嗣の乱」の藤原広嗣の庶子の真幸(架空)が絡み、安史の乱に至る歴史を動かしていく。李白や王維も登場し、男性と↓2017/04/12

akizuki_b

0
遣唐使の護衛士として唐に渡った藤原真幸の陰謀と剣と愛の物語。デュマの三銃士のアジア版っぽい話。2010/01/28

yasu7777

0
★★★☆☆ 渋谷2643-3452020/12/19

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