内容説明
赤坂御門傍の溜池の土手で、滅多刺しにされた男の死体が見つかった。殺されたのは役者崩れで、女衒を生業とする栄吉という男だった。北町奉行所の臨時廻り同心白縫半兵衛は、下手人は栄吉に怨みを持つ者だと睨み探索を始めるが、さらに二つの死体が発見され…。「世の中には私たちが知らん顔した方がいいことがある」と嘯く、人情同心の活躍を描く好評シリーズ第十三弾。
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に400本以上の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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zuccalove
2
切ない、切なすぎる読みおわりでした。2018/05/21
あかんべ
2
最後の冬の日は老いの哀しみ、人生の哀しみがしみじみと味わえて佳作2013/06/30
oguogumc
1
幸せを壊すやからが多いこと。2019/02/19
Suzu
0
知らん顔の半兵衛シリーズ第13弾。雪時雨の中野蔵人。馬鹿な男だと思って読んでいたが少し可哀想だったなと感じた。2016/04/14
沼田のに
0
「冬の日」は一皮剥けたというより一皮被ったような話だ。誰にも頼まれていないのに捜査して首突っこんで知らんぷりで、一人でヨガッタというか相撲取ったというかご苦労さんな話だった。5/102014/08/26
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