内容説明
赤坂御門傍の溜池の土手で、滅多刺しにされた男の死体が見つかった。殺されたのは役者崩れで、女衒を生業とする栄吉という男だった。北町奉行所の臨時廻り同心白縫半兵衛は、下手人は栄吉に怨みを持つ者だと睨み探索を始めるが、さらに二つの死体が発見され…。「世の中には私たちが知らん顔した方がいいことがある」と嘯く、人情同心の活躍を描く好評シリーズ第十三弾。
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に400本以上の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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