双葉文庫
幕末剣客伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575663716
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

明治維新から5年、東海道浜松宿に現れた一人の士族がいた。天然理念流と北辰一刀流を修めた元新選組隊士、中島登。愛刀鬼神丸国重を手に、浜松宿での諍いに立ち向かいつつも激動の幕末を振り返る中島だったが、やがて東京へ向かう決心をする。維新前後の「武士」の激烈な生き様を描いた、傑作長編歴史小説。

著者等紹介

津本陽[ツモトヨウ]
1929年3月、和歌山市生まれ。東北大学法学部卒。78年、文明開化の時代の波涛のなかで滅びていく紀州の古式捕鯨を描いた『深重の海』で第79回直木賞を受賞。その後『明治激剣会』で剣豪小説に新境地を開き、さらに織田信長を描いた『下天は夢か』など、長編歴史小説を意欲的に執筆し続けている。95年には『夢のまた夢』で第29回吉川英治文学賞を受賞。2005年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yokono88

2
なんとなく迫力なかった。 明治に剣客が無理かな。2010/10/25

しろろぞ

1
幕末というタイトルだが舞台は明治の浜松、主人公は中島登。挿話で新選組時代の話も出てくるもののメインは明治なので、幕末を期待すると肩透かし。史実に関しても中島視点で語られているのが新鮮。剣戟場面は期待通りだが、中島の命を狙っていた阿部との立ち合いは不満が残る。仕方ないとは行っても阿部の扱いが酷い。隊士の絵姿を描く経緯がすごく好き。http://memoria1.blog.fc2.com/blog-entry-112.html2013/09/28

かいり

1
表紙で即買いしました。誰が主役なのかと思ったら登さんでした。個人的には買ってよかった1冊です。「戦友絵姿」を描くまでの過程がいい。

1
タイトルにある「幕末」そして「剣客」という単語、また表紙絵にあるダンダラ模様の浅葱色羽織り、その2つに惹かれて思わず購入。――結果、その2つにとてつもなく騙されたような気がしてならない…(-_-;) 当然、中身は“幕末の京都を舞台にした新撰組隊士が主人公の物語”だとか、思うじゃないですか。それが、よもや…! というワケで、決して面白く読めなかったワケではなかったんですが、タイトルと内容の不一致、という大きな期待ハズレを食らってしまったので、あまり良い読了感を得られなかったことが残念でした。2009/03/21

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