傷だらけの光源氏

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傷だらけの光源氏

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784777830879
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C0095

出版社内容情報

紫式部が本当に描きたかったのは、
“誰か”のではなく、“自ら”の人生を生きる女性だった

人気の古典エッセイストによるカラダ目線の『源氏物語』論

2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部が生み出した、日本古典文学の傑作「源氏物語」。
本書は、「源氏物語」の全訳本も刊行し、『本当はエロかった昔の日本』『女系図でみる驚きの日本史』『くそじじいとくそばばあの日本史』といったヒット作品も多く執筆している古典エッセイスト・大塚ひかり氏による“源氏物語”論になります。
登場人物の「カラダ」と「ココロ」に着目し、あふれるストレス死、モノのように扱われるカラダ、拒食に走る女性、モラハラ男とホモソーシャル社会…といった現代社会にも通じるリアルな世界として「源氏物語」を捉え直していきます。
『光る君へ』がより楽しくなるのはもちろん、新しい視点で「源氏物語」を楽しむことができる一冊です。

※本書は、2002年に刊行されたちくま文庫『カラダで感じる源氏物語』を改題のうえ、大幅加筆修正したものになります

内容説明

光源氏をとりまく等身大な人間模様。あふれるストレス死、モノのように扱われるカラダ、拒食に走る女君…。紫式部が本当に描きたかったのは、“誰かの”ではなく、“自らの”人生を生きる女性だった。人気の古典エッセイストによるカラダ目線の『源氏物語』論。

目次

第1章 感じるエロス(病気する体;抑圧のエロス;リアルな身体描写;ブスな女の現実感)
第2章 『源氏物語』のリアリティ(ブスでもない美女でもない女の魅力;等身大の男たち;“光る源氏”のコンプレックス;リアリティへのこだわり)
第3章 五感で感じる『源氏物語』(感じる視覚;感じる触覚;感じる聴覚;感じる嗅覚;感じない味覚)
第4章 自分の心と体を生きる(感じる経済;感じる不幸;紫式部の「感じる能力」)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鈴木貴博

5
既読の「カラダで感じる源氏物語」の改題再版ではあるが、大幅な加筆修正がなされているとのことで再度読む。五感で感じる源氏物語、「傷だらけ」になる登場人物、物語の中の様々なリアリティなど、深読みをしていく。毎度源氏物語の奥深さと大塚先生の慧眼に感服。2024/06/07

fukuokakomachi

3
源氏物語といえば豪華絢爛な王朝絵巻、のようなイメージがある。だが、本作のように女君達を一人一人に着目してみると、確かにどぎつくて、不幸な人が多い。幸せなのは明石の女御くらいか?と思ったが、彼女も幼い頃に実母と引き離されていたのだった。末摘花についての視点はなるほど。確かに彼女はブスで貧乏でセンスも…なので源氏とは釣り合わないと思いがちだが、彼女は例え嫌でも「ノー」とと源氏に言えるような立場でなかったのだ。 一見完璧に見えた紫の上も含め、「キズモノ」的な女性しかコミットできない源氏って、なんだかな。。。2025/01/28

ごま

3
山崎ナオコーラさんの「ミライの源氏物語」も読んだけど、こちらはもっと突っ込んだ内容だった。知れば知るほど源氏物語に出てくる男達は嫌なやつばかり。でも、もっと読みたくなる。やっぱり紫式部はすごい人です。2024/07/08

heptathorpe

0
今までに読んだ源氏物語の解説本の中で、これが一番おもしろかった。なぜ大君は最後まで薫を拒んだのかについても、納得できる説明だった。2025/04/22

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