出版社内容情報
『家康、江戸を建てる』の著者が種子島に伝わった二挺の銃を通して、
織田信長と西洋文明の対峙と、日本の大転換期を描く傑作歴史小説
種子島銃の伝来は、日本と西洋文明との出会いだった。
天文十二年、種子島に鉄砲が伝来した。この時、領主・種子島時堯は日本を植民地化から守る選択をした。今後、鉄砲は“買う”のではなく“作る”のだと。その頃、織田信長は吉法師と呼ばれ、那古野に城を与えられたばかり。弱小ながらも、鉄砲に出会った吉法師は目を爛々と輝かせ、天下取りを確信した。以来、根来寺に鉄砲を作らせ、堺の商人・今井宗久らに火薬を調達させ、戦場で新たな戦法を試み、築城の方法まで変えていった――武士の魂を抱きつつ、ヨーロッパ文明を最大限に活用した信長と新しい道を歩み始めた日本を描く!
内容説明
天文十二年、種子島に鉄砲が伝来した。この時、領主・種子島時堯は日本を植民地化から守る選択をした。今後、鉄砲は“買う”のではなく“作る”のだと。その頃、織田信長は吉法師と呼ばれ、那古野に城を与えられたばかり。弱小ながらも、鉄砲に出会った吉法師は目を爛々と輝かせ、天下取りを確信した。以来、根来寺に鉄砲を作らせ、堺の商人・今井宗久らに火薬を調達させ、戦場で新たな戦法を試み、築城の方法まで変えていった―武士の魂を抱きつつ、ヨーロッパ文明を最大限に活用した信長と新しい道を歩み始めた日本を描く!
著者等紹介
門井慶喜[カドイヨシノブ]
1971年生まれ。同志社大学文学部卒(日本史専攻)。2003年に「キッドナッパーズ」で第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞。15年『東京帝大叡古教授』が第153回、翌16年『家康、江戸を建てる』(祥伝社文庫)が第155回直木賞候補に。同年『マジカル・ヒストリー・ツアー』で第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。18年『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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