内容説明
はぐれ長屋に住む大工の房吉が何者かに殺された。ひとり残された妹のおせつは、兄の敵を討ちたいと、下手人捜しを華町源九郎に依頼した。そんな時、源九郎が密かに想っている浜乃屋の女将お吟に、妾にならないかと迫る男が現れた。心揺れる源九郎の決断は…。大好評シリーズ第七弾。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。1990年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。剣豪・人情時代小説で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
40
はぐれ長屋の用心棒「黒衣の刺客」7巻。久々このシリーズ読了。はぐれ長屋に住大工の房吉が殺され妹のおせつが、華町源九郎に犯人探しの依頼、源九郎が想いを寄せる浜乃屋の女将お吟に恋敵が・・・二つの事案が一つになり事件が解決剣戟シーンが面白い。2014/01/05
史
3
欲に塗れた輩たちを悪事は、長屋の民によって成敗される。2021/12/21
nyaboko
2
長屋の隠居侍頑張る。…だめだ、お吟との関係がどうしても受け入れられない。それ以外はまぁ楽しいんだけど、そこだけがあまりに嫌悪感が強くて読んでて途中で冷めちゃうんだよね。お吟がとっとと他の男に片付かないかなぁ(ぇ そんなお吟がとある男に見初められ、実はその男の正体は…という話。うーん、続き買ってあるから読むけど、ちょっと失敗した…。2012/08/30
tak
1
★★★☆☆2024/08/08
犀門
1
#127★★★★☆ここまで7巻読んだけど、起こる事件の背景や様相こそ違うが、結局は華町を主軸にサポートする4人の仲間と長屋の住人を巻き込んでのドタバタに終始してる感が否めない。新刊本の合間に8巻~も読むつもりだけど、余りに捻りがない場合には、途中で断念するかも。2014/08/29