内容説明
本書は、化学薬品に初めて接する大学化学系学部・学科(理学、工学、薬学、農学、物質・材料、生命理工など)の初年級の学生が、化学実検を学びながら、化学薬品を、“安全に”かつ“効率的に”使用するために必要な、基本的な考え方を簡明にまとめたものである。
目次
第1章 化学薬品(物質)のライフサイクル
第2章 化学薬品(物質)の危険性とその管理―法律による規制と自主規制
第3章 化学薬品の購入と保管・貯蔵
第4章 化学薬品の使用
第5章 化学薬品(物質)の譲渡と廃棄
第6章 化学物質の戸籍―化学式の書き方と命名法
第7章 化学物質の情報の発信と収集
第8章 自分が作り出した物質にどのように対応するか
第9章 化学物質の危険性と化学構造―危険物質は見分けられるか
著者等紹介
杉森彰[スギモリアキラ]
1933年東京に生まれる。1956年東京大学理学部化学科卒業。1958年同大学院修士課程修了。日本原子力研究所研究員。1963年上智大学助教授。1972年同教授。1999年同名誉教授
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