内容説明
播倉藩十万石の三男、橘乱九郎は卓越した画才をもって生を受けた。しかも、生来の奔放さゆえか、侍暮らしを嫌って江戸に出るや、絵師として活躍。ある初夏の宵、とある畑道で首なし遺骸を見つけた乱九郎は、得体の知れない刺客に狙われ始める。真心流の遣い手橘乱九郎が、暗躍する悪を叩き切る痛快時代小説。
著者等紹介
早坂倫太郎[ハヤサカリンタロウ]
1935年、東京生まれ。青山学院大学中退。広告会社勤務後フリーライターを経て作家となる
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