出版社内容情報
2019年4月に惜しまれつつ世を去った小池一夫さんのメッセージ集・第3弾。苦しい世の中を生きるのがラクになる242の言葉を厳選収録。
内容説明
フォロワー90万人が感動した最期の言葉。メッセージ集第3弾。
目次
1 人にやさしく、強気で生きる―自分のせいではない。誰のせいでもない
2 縁の切り方、紡ぎ方―「縁があったら、また会おう」ぐらいがちょうどいい
3 自信はお守り―自分を支える「何か」を持つ
4 悪意から心を守る―嫌なこと、嫌な人に集中しない
5 怒りを手放す―感情を相手に支配されないように
6 言葉を大切に―難しく言わなくても大丈夫
7 生きることは繋がること―「頼れる人」と「帰る場所」
epilogue 最愛の人
著者等紹介
小池一夫[コイケカズオ]
1936年、秋田県生まれ。漫画原作者、作家、脚本家、作詞家。代表的な漫画原作作品に『子連れ狼』『御用牙』などがある。1977年より後進育成のため「小池一夫劇画村塾」を開設。2019年4月17日に逝去、享年82歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
129
Twitterをやっていないのもあり、恥ずかしながら小池一夫先生のことは存じ上げていなかったけど、最後の著書ということで読んでみたくなって購入。こういう一言メッセージ的な本はこれまで何冊も読んできたけど、今まで読んだどの本よりも心に響いた。人への執着や期待は持つべきものではないと頭では分かってはいても、なかなか難しいもの。233の金言はシンプルで優しいのに、どれもすごくハッとされた。事あるごとに読み返して、血肉にしていけたら良いなと思う。2020/04/21
ねりわさび
57
小池一夫氏による最後のエッセイ。この書籍をもって絶筆となるのですが、巷に溢れている某識者たちのように言葉を他所から持ってきて切って貼り付けたような薄っぺらい人生訓戒とは全く相反する書でした。小池さん自身の実体験から導きだされた人生の集大成といえるかもしれません。これから先も事あるごとに、また読み返すことは確実なので、読後の感想は打ち出せませんでした。大変に面白い本です。2021/05/14
Kumiko
43
今だけの問題や今だけの感情を「一生」のことと勘違いしてしまうと、絶望感に打ちひしがれてしまう。そのうち状況は変わるし気持ちも変わっていくから、問題を深刻に捉えない方がいい。そして、深刻になるのではなく真剣に生きる。力を抜いて気楽に、自由に。一度きりの人生、嫌な思い出に心を絡め取られるなんて時間がもったいない。……こんなに簡単な真理をどうしてすぐ忘れてしまうんだろう。そして今回メモったのは「自分にないものを求めない。しかし、自分にあたえられたものをしっかり磨け」の一言。すんなり自分の長所を肯定できる!2019/12/30
Makoto Yamamoto
42
小池さんが他界される一年くらい前から、twitterをフォローしていました。 アップされたツイートで励まされたり、納得して行動を変えたり。 それが本になっていました。 掲載されている中で一番好きなツイートは【デート】『家人の手帳には、病院に僕の看病に来る日に、「デート♡」って書いてある。💛》 こういうご夫婦って最高です。2021/06/12
ユズル
36
今年4月に亡くなられた小池さんの最後の名言集。何度、Twitterの言葉に元気づけられたか。亡くなられたことは本当に残念ですが、本の中のキラキラしたお言葉は、私の中で生きています。『自分せいだと思わない』今月の私のテーマです🤭2019/10/14