出版社内容情報
周囲とうまくやるために何かと友だちや先生に同調し、優等生でいるよう努力を欠かさなかった外瀬深春。しかし高2に進級してすぐ、いじめの対象になってしまう。ボロボロにされた教科書を手に公園で途方に暮れていると、同じクラスで不良と噂の三上碧人が偶然通りかかる。この日をきっかけに、クラスでは孤立する一方、碧人との交流が深まっていく。新しい世界を知ると同時に芽生え、初めて知る感情。恋や依存ーー。自分らしさを見失っていた、深春が見つけ出した答えとは。涙が止まらない、心震える青春ラブストーリー。
内容説明
君と出会ったあの日から私の世界が大きく変わった。周囲とうまくやるために友だちや先生に同調し、優等生でいるよう努力を欠かさなかった外瀬深春。しかし高二に進級してすぐ、いじめの対象になってしまう。ボロボロにされた教科書を手に公園で途方に暮れていると、同じクラスで不良と噂の三上碧人が偶然通りかかる。この日をきっかけに、クラスでは孤立する一方、碧人との交流が深まっていく。新しい世界を知ると同時に芽生え、初めて知る感情。恋や依存―。自分らしさを見失っていた深春が見つけ出した答えとは。涙が止まらない、心震える青春ラブストーリー。
著者等紹介
九条蓮[クジョウレン]
大阪府枚方市出身。2023年『夏の終わり、透明な君と恋をした』(スターツ出版)で作家デビュー。ライト文芸からライトノベルまで幅広いジャンルを描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
43
素敵な物語でした。 イジメと優等生を演じるうちに自分を出すことを忘れた深春。そんな彼女が不良のレッテルを貼られているクラスメイトの碧人との交流を通じて変わっていく様子はグッときますし、碧人の真っ直ぐな言葉が胸に響くんですよね。この物語にピッタリの青春味溢れるラストも良かったです。2025/05/17
なみ
13
いじめの対象となってしまった優等生の深春が、クラスメイトの碧人との交流を通して、世界を広げていく話。 碧人がすごく格好良かった! 世界史の授業のシーンが大好きです。 恋愛描写も良かったです。 少しずつ距離が縮まっていく過程が楽しくもあり、もどかしくもあって、思わず応援したくなるような2人でした。 インパクトのあるタイトルですが、読後感も爽やかな優しい1冊です。2025/05/12
無添
1
32025/06/07