出版社内容情報
高校2年生の森沢和奏は、ある出来事のせいで人に意見を伝える事に臆病になっていた。彼女には佐野翔梧という幼馴染みがいて、思った事をすぐ口にする彼を和奏はいつからか避けるように。ある日の帰り道、2人が乗った電車が大きな音と共に傾き、顔を上げるとそこはいつもの教室で…。
いきなり始まった同じ1日を繰り返す日々。リセットのたびにキャンバスから色が消え、視界の色彩まで変化していることに気づいて――。この現象から抜け出す方法は…!? 過去の後悔と本当の自分に向き合う感涙必至の「青春リライト物語」!!
内容説明
青春が色あせないように2人は後悔を塗り替える。高校2年生の森沢和奏は、ある出来事のせいで人に自分の意見を伝える事に臆病になっていた。彼女には佐野翔梧という幼馴染がいて、思った事をすぐ口にする彼を和奏はいつからか避けるように。ある日の帰り道、2人が乗った電車が大きな音と共に傾き、顔を上げるとそこはいつもの教室で…。いきなり始まった同じ1日を繰り返す日々。リセットのたびに描いていた絵のキャンバスから色が消え、視界の色彩まで変化していることに気づいて―。この現象から抜け出す方法は…!?過去の後悔と本当の自分に向き合う感涙必至の「青春リライト物語」!!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遙
11
青春リライト物語。 はい、大好物です。 文面は読みやすく、主人公の森沢和奏は素直ですれてなく、応援したくなりました。 後悔している事を解消しないと、同じ時から抜け出せない。 幼馴染の佐野翔悟も巻き込み、2人でループを抜け出す為に帆走する事に。 悩みも若々しく、自分が高校生の時を振り返ると、やり直したい事なんて山程あったなぁとぼんやり考えました。 和奏が美術部で、その設定がタイトルに生きてくるのはなかなかドラマティックでした。 果たして2人は新たな未来に進めるのか。 フレッシュな気持ちにさせてくれる一冊。2025/04/27