双葉文庫<br> 清浄島

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双葉文庫
清浄島

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  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575529159
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

風が強く吹きつける日本海最北の離島、礼文島。昭和二十九年初夏、動物学者である土橋義明は単身、ここに赴任する。島の出身者から相次いで発見された「エキノコックス症」を解明するためだった。それは米粒ほどの寄生虫によって、腹が膨れて死に至る謎多き感染症。懸命に生きる島民を苛む病を撲滅すべく土橋は奮闘を続ける。だが、島外への更なる流行拡大を防ぐため、ある苦しい決断を迫られ……。直木賞作家による、果てなき暗路に希望を灯す渾身の傑作長編。


【目次】

内容説明

風が強く吹き付ける日本海最北の離島、礼文島。昭和29年初夏、動物学者である土橋義明は単身、この島に派遣される。島の出身者に相次いで発症した”風土病”を解明するためだった。それは寄生虫「エキノコックス」が引き起こす、人間の腹が膨れて死に至る感染症。島民を救うべく土橋は奮闘を続けるが、島外への流行拡大を防ぐため、ある重く苦しい決断を迫られ…。命と向き合う研究者の葛藤と強い信念を描く長編小説。

著者等紹介

河&#64017;秋子[カワサキアキコ]
1979年北海道別海町生まれ。大学卒業後、実家の牧場で酪農従業員として働きながら、羊飼いとなる。その傍らで執筆活動を始め、2012年「東陬遺事」で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)を受賞。14年『颶風の王』で三浦綾子文学賞、同作で15年度JRA賞馬事文化賞、19年『肉弾』で第21回大藪春彦賞、20年『土に贖う』で第39回新田次郎文学賞を受賞。24年『ともぐい』で第170回直木三十五賞を受賞。現在は専業作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

紫スカートのおっさん

20
🦊✖️1 🐀✖️1 🪱✖️1 🐕&🐈✖️🔪 🔬✖️1 ⛴️✖️1 🍙✖️1 🍓✖️1 2026/05/02

hasami1025

6
礼文島のエキノコックスとの戦いの物語。感染防止のため、つらい決断をするのだけと、これが本当に辛くて、、、著者の文章が上手で温かだからなんとか読める。こんなことがあったのかと知れて良かったけど、私のまわりの本好きにはちょっとお勧めしにくい。命の重さについて、考えさせられた。2026/05/05

あきぴー@武蔵国

2
エキノコックスは、ブラック・ジャックで知ったような気がしますが、未だに駆逐できていないのは驚きです。 温暖化で南からはマラリア等、北からはエキノコックスと感染症は拡大していく実態は、少し恐ろしいです。科学によって解決する事を願っていますし、そうせざるを得ないと思うが、近年の反ワクチン等の非科学的な言動には困ったものです。2026/05/07

AKIKO

0
礼文島での、エキノコックス感染症の現状把握、人への感染の原因追究、予防処置、感染予防知識の啓蒙などで島が清浄化するまでの活動が描かれている。 寄生虫も、ネズミも、キツネも犬猫もだれも悪くない。人間の判断で殺処分されていく。飼い主は身の切られる思いだっただろう。同調圧力もあったと思われます。 昔の話と思いきや、現在も年間十数人が発症しているとか。細菌、ウイルス、寄生虫には人間は勝てない。2026/05/29

kuni

0
エキノコックス撲滅に向けた戦い。学生のときに北海道に行ったらキツネに触らないように、と言われ、エキノコックスの怖さを覚えていた。その被害を礼文島から撲滅する取り組みの物語。いまだに北海道だけのことだと思っていたが、すでに本州にも広がっているということに恐怖を感じた。2026/06/03

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