出版社内容情報
数年前に両親が事故死して天涯孤独となった大学生・青山伸二の元に、天羽奈保美と名乗る美女が訪ねてきた。母方の祖父・月影太一郎の秘書だという奈保美から、長野の名家である月影家の跡継ぎになったと突然告げられた伸二は、半信半疑ながら一路長野へ。これまで母方の家と全く交流のなかった伸二は、大富豪月影家の家業が秘薬淫薬作りだと知り、多くの女たちと淫らな縁を結ぶことになり――。書き下ろし長編フェチック・エロス。
内容説明
交通事故で両親を亡くし天涯孤独となった青山伸司は、女性に奥手な童貞大学生。四十九日の法要を終えたばかりの伸司のもとに、何の前触れもなく長野の製薬会社“月影製薬”の会長秘書・天羽奈保美が訪ねてきた。“月影製薬”の現会長・月影太一郎にとってたった一人の孫が伸司であり、月影家が秘伝の精力剤を作っていると告げられて驚きを隠せない伸司。さらに奈保美は身体検査と称して伸司を裸にしながら、自らスーツを脱ぎはじめ―。書き下ろし長編フェチック・エロス。
著者等紹介
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年1月神奈川県生まれ。県立三崎高校卒業後多くの職業を経て、23歳で官能作家デビュー。以来著作は660冊を超え、匂いのあるフェチックな作風と軽妙なストーリーで読者の圧倒的な支持を得ている。本名の「奈良谷隆」では戦記やアクション小説を、「ならやたかし」名義ではマンガやイラストも描くという多才な面を持ち、居合道の流派を興すほど剣への造詣も深く、時代官能の第一人者としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。