双葉文庫<br> まずはこれ食べて

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双葉文庫
まずはこれ食べて

  • 原田ひ香
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  • 双葉社(2023/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575526547
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

池内胡雪は多忙なベンチャー企業で働く三十歳。不規則な生活で食事はおろそかになり、社内も散らかり放題で殺伐とした雰囲気だ。そんな状況を改善しようと、社長は会社に家政婦を雇うことに。やってきた家政婦の筧みのりは無愛想だったが、いつも心がほっとするご飯を作ってくれて――。現代社会の疲れを癒す、美味しい連作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

237
『さあ。まずはこれ食べて』。そんな言葉と共に、美味しそうな料理を差し出す『家政婦』の筧みのり。6つの短編と〈エピローグ〉が連作短編を構成しながら展開するこの作品には、筧みのりとベンチャー企業「ぐらんま」で働く社員たちそれぞれが抱える悩み苦しみが描かれていました。表紙の印象ほどには”食”が登場しない残念感があるこの作品。『ハードボイルド系』の『家政婦』という独特な設定が最後まで違和感でしかないこの作品。登場人物の誰にも感情移入できないもどかしさの中に、何とも言えないモヤモヤ感だけが残ってしまった作品でした。2025/03/15

ALATA

144
原田さんの読み物は美味しさ満点だ。学生が立ち上げたベンチャー企業に請われて派遣された家政婦の筧さん。ごつごつした細い体、しなやかな白い指から生み出される独創的な料理がこわばった心を解き放つ、そんなじんわりと温かい連作短編集でした。アラサーの胡雪が直面する孤独、マイカが抱える家族問題、人生楽勝とうそぶく大悟、「まずはこれ食べて」仕事を家庭をリセットするには美味いものが一番だ★4※エピローグで語られるみのりの秘密もスパイスがきいていい味出てました♪2023/12/19

ノンケ女医長

134
家政婦の、筧みのりさん。彼女の作る料理は、どうしてあんなに、美味しくて、感動を与えるのか。どうしてあんなにも、絶妙のタイミングで、心地良い時間を提供できてしまうのか。ベンチャー企業「ぐらんま」の若い社員たちが、舌鼓を打って会食を楽しんでいる様子を読んで、ほっこりする。筧さんが経験してきた、尋常でない苦難と、それでも前を向いて歩んでいく気概。勇気を分けてもらったような気がして、とても良い読後感だった。筧さんだからこそ見抜けた、人の心の弱さと、切なさ。小説の隅々に気遣いが感じられて、思わずため息。2023/08/19

はにこ

119
題名と中盤までの流れを読んでいて、美味しいご飯にベンチャー企業の男女が癒やされる話かと思っていたのたが、まさかの展開。姿を消したかつての起業仲間がどうなったのかと思っていたら思いもよらぬ感じで出てきた。この作家さんの作品、時々最後にちょっと苦めの終わり方になるね。それはそれで面白いんだけど。2023/10/03

ニッポニア

78
Audible。終盤までは、美味しい食べ物で癒される小説だったけれど、急展開には驚いた。が、みんな、それが読みたくて手にとったわけじゃないような・・・。初読みの作家さんなので、そういうジャンルを織り交ぜたような作品を描く人なのかもしれません。サクッと読めて、食べ物は美味しそうで、ちょっとした料理のコツを掴むこともできる。なんにもなくても、美味しいものを食べればやっていける、というシンプルな感想を書きたかったけれど。2023/10/01

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