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内容説明
A先生の“語り”に着目した、極上の「「藤子マンガ」論序説。
目次
第1章 藤子不二雄Aギャグの世界(藤子不二雄Aギャグマンガ概論―一九六四年からのギャグマンガ道;『忍者ハットリくん』と『怪物くん』―藤子A二大メジャーギャグマンガのおかしみと人情味;『黒べえ』―影の男の意地悪趣味;『仮面太郎』―仮面と顔面への執着;『マボロシ変太夫』―その奇妙で滑稽でシュールな笑いの世界)
第2章 藤子不二雄A自伝的な世界(『まんが道』―自伝的虚構が内包する篤実な力;『少年時代』―子どもたちの葛藤と権力闘争の日々;『夢トンネル』―過去から学ぶための時間旅行)
第3章 藤子不二雄Aブラックユーモア短編の世界(藤子不二雄Aブラックユーモア短編概説―奇妙な味のクロニクル;『黒イせぇるすまん』―友情を売るメフィストフェレス;『ひっとらぁ伯父サン』―日常に闖入した奇妙なファシスト;『マグリットの石』―空に浮かぶ岩石の異郷送り;『水中花』―水槽のなかの怪しく美しい世界;『赤紙きたる』―ある日突然召集令状が届いたら)
第4章 藤子不二雄Aマンガの精神(藤子不二雄Aマンガ“強者と弱者の二元論”;藤子不二雄Aマンガ“あすなろの精神”;藤子不二雄Aマンガ“ダメ少年の系譜”)
著者等紹介
稲垣高広[イナガキタカヒロ]
1968年5月、愛知県春日井市に生まれる。1991年、愛知大学文学部卒業。2004年より、藤子不二雄A作品と藤子・F・不二雄作品をテーマにしたブログ「藤子不二雄ファンはここにいる/koikesanの日記」を運営中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。