出版社内容情報
行政書士の斉木のもとに不穏な電話が。男は娘を誘拐したと告げ、返してほしければ指定場所に来るよう命じる。現地を訪ねた斉木は、男がビルの屋上から飛び降りようとしているのを目撃した。その場で斉木に突きつけられた思いがけない要求とは――? 日常に潜む闇を描いた第35回小説推理新人賞作家のデビュー短編集、待望の文庫化!
内容説明
行政書士の斉木にかかってきた不穏な電話。男は娘を誘拐したと告げ、返してほしければ指定の場所に来るよう命じる。現地を訪ねた斉木は、男がビルの屋上から飛び降りようとしているのを目撃した。その場で男が斉木に突きつけた、恐るべき要求とは―?日常にひそむ人間の闇を描いた、第35回小説推理新人賞作家のデビュー短編集。
著者等紹介
増田忠則[マスダタダノリ]
1968年生まれ。神奈川県横浜市出身。関東学院大学卒業。2013年「マグノリア通り、曇り」で第35回小説推理新人賞を受賞し、受賞作を含む『三つの悪夢と階段室の女王』でデビュー。改題した本書が著者初の文庫となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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