出版社内容情報
NATSUMI[ナツミ]
著・文・その他
内容説明
時翔のもとに届いた不思議な手紙。大正時代を生きる千代子が書いたものらしい。思いがけず始まった“文通”で距離を縮めるふたりだったが―令和と大正、時を超えた恋の行方は?「小説を音楽にするユニット」YOASOBIが楽曲化した、「夜遊びコンテストvol.2」大賞受賞作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
唯月
20
登録していなかったが再読(けれど大まかな内容しか覚えていなかった)。現代の少年と大正時代の少女が百年の時を超えて文通し、次第に互いに惹かれ合っていく物語。第一章で時を超える手紙をすぐに信じた事や、第三章で探し人がすぐに見つけた事などに対してご都合主義だと感じたものの、普通に面白くて綺麗なストーリー。文章の所々に楽曲の歌詞が見つけられて、脳内で曲が再生された。三章の短編からできていて、すらすら読める。万人受けしそうな物語。ロマンチックで素敵な話だった。2024/12/20
郁
12
読んだら 聴きたくなる 聴いたら 読みたくなる まさにそうでした! 読んでから聴いてみると今までとは違った聴こえました!2022/11/13
naolog
11
本屋でふらっと見かけて即買いして即読み。YOASOBIの楽曲の中でも好きな『大正浪漫』の原作小説。ところどころ、昔のケータイ小説のような文章のちゃちさ(ライトノベルとはまた違った…)が見られる。特に大正時代の描写や言葉遣いは甘い、適当。。ただ話の根幹は面白く、音楽との相乗効果が見込めるものだった。2022/10/15
カニック
10
時空を超えた恋愛というシチュエーションが少女漫画っぽくて良かったです。短編小説を読んでいるような感じでスラスラと読めました。2024/01/31
みか
7
大正浪漫っていうYOASOBIの曲のもとになった本。 YOASOBIの曲は、結構しんみりした曲が多めだから、結構泣ける。物語に入りめるから、めっちゃ主人公に同情ができる