出版社内容情報
仕事探しの掲示板にメッセージを載せた荒木圭介に仕事の依頼がきた。だが、荒木は盛岡発宮古行「快速リアス」の車内で毒殺された。直後、東京で起きた殺人事件の容疑者として逮捕された男が、事件当夜は荒木と一緒に飲んでいたとアリバイを主張した。捜査を開始した十津川警部は荒木が列車を使う怪しげな仕事を引き受けていたことを掴む。事件の鍵は岩手のローカル線にあるのか……!?十津川は荒木が乗った「快速リアス」に乗り込んだ。
内容説明
仕事探しの掲示板にメッセージを載せた荒木圭介に仕事の依頼がきた。だが、荒木は盛岡発宮古行「快速リアス」の車中で毒殺された。直後、東京で起きた殺人事件の容疑者が、殺人事件当夜は荒木と飲んでいたとアリバイを主張。捜査を開始した十津川警部は、荒木が列車を使う怪しげな仕事を引き受けていたことをつかむ。事件の鍵はローカル線にあるのか?十津川は、荒木が乗った13時51分発「快速リアス」に乗りこんだ。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。62年、双葉新人賞に『病める心』で入選。65年、『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年、十津川警部を主人公にした鉄道ミステリーを刊行。折からの鉄道ブームとも相まって空前のトラベルミステリー・ブームを作り出した。81年には『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞に輝く。2004年、第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。10年、第45回長谷川伸賞、19年、第4回吉川英治文庫賞を受賞。22年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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