出版社内容情報
二年前に“男と心中する”と手紙を残して失踪した母。その死をいまだに信じきれない十六歳の香織は、父の再婚相手を紹介された場で偶然、母の心中相手・山岸の息子である修介と出会う。その後、山岸を一億円横領容疑で追う刑事が現れるが他殺が疑われる事故が起きて…!? 絡まりあう謎に女子高生が奮闘する、長編サスペンス。
内容説明
男と心中すると手紙を残して失踪した母。二年後、十六歳の香織は父の恋人を紹介されるが、その場で偶然に母の心中相手とされる山岸の息子と出会い、山岸が一億円横領容疑で警察に追われていたことを知る。その日から香織の周囲に不穏な空気が漂い始める。女子高生が絡まりあう謎に奮闘する長編サスペンス。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋学園高校卒業。76年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。ミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説などで幅広く活躍。2005年に第9回日本ミステリー文学大賞、16年に第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えつ
15
赤川次郎さん、2作目かな?サクッと読みやすくて楽しめた。設定とか面白いんだけど、何だかラストは詰め込みすぎな印象。もっとちゃんと読みたかったなぁ。 15人いないくらいの登場人物かな。みんな絡み合ってて、ハラハラドキドキしたよ。主人公の香織だってまだ高校1年生の16歳なのに、この謎に立ち向かっていくんだから、すごいよね。香織があっちもこっちもで忙しなくしている姿はちょっと可愛らしかった。とりあえず、パパの愛した悪女は悪女だったけど、クズやん。2023/11/10
くらさ
10
相関図がとってもどえらいことになってるけどすごくテンポもよくて面白い一冊です。かなりおすすめです。2024/01/14
ふじ
3
タイトルと表紙に惹かれて購入。最後はあっさり、詰め込まれた感じでちょっと物足りない気もしたけど、読みやすいのでサクッと読みたい人におすすめ。2022/02/07
𝓜
0
なんだこれ。2022/06/17