双葉文庫<br> 耽美と憧憬の泉鏡花 小説篇―文豪怪奇コレクション

個数:
電子版価格
¥935
  • 電書あり

双葉文庫
耽美と憧憬の泉鏡花 小説篇―文豪怪奇コレクション

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 10時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 456p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575525007
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

明治・大正・昭和の三代にわたり、日本の怪奇幻想文学史に不滅の偉業を打ち立てた、不世出の幻想文学者・泉鏡花。本書は、鏡花の名作佳品の中から、なぜかこれまで文庫化されていなかった、恐怖と戦慄と憧憬に満ちた怪異譚を蒐めた一巻。闇に明滅する螢火を思わせる「女怪幻想」の数々は、読者を妖しき異界へと誘う。

内容説明

明治・大正・昭和の三代にわたり、日本の怪奇幻想文学史に不滅の偉業を打ち立てた、不世出の幻想文学者・泉鏡花。本書は、鏡花が遺した名作佳品の中から、なぜかこれまで文庫化されていなかった作品群―とりわけ恐怖と戦慄と憧憬に満ちた怪異譚を蒐めた。闇に明滅する螢火を思わせる「女怪幻想」の数々は、読者を妖しき異界へと誘うことだろう。

著者等紹介

泉鏡花[イズミキョウカ]
1873年~1939年。金沢生まれ。1890年に上京し、翌年、尾崎紅葉門下となる。95年に発表した「夜行巡査」「外科室」が“観念小説”と呼ばれ確固たる地位を得た。近代における幻想文学の先駆者として評価が高い。また、生誕百年の1973年には金沢市により泉鏡花文学賞が創設された

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。82年から「幻想文学」、2004年からは「幽」の編集長を歴任。11年『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

39
美しかったです。未発表の作品をおさめた短編集です。ひとつひとつの物語が幻想的なだけではなく、恐怖の旋律も感じます。妖しい世界へと誘われました。2024/01/07

まさ

26
闇に灯る妖しい明かりに引き寄せられてしまう。怪異と気づきながらもその世界に身を委ねてしまう。『幻往来』や『紫障子』など、作品に登場する人物の健気な姿同様、鏡花の美しい文章に宿る魔力に浸され悶えた。これらが1冊に収まっていることで何度も読み返しやすくなるだろうな。「小説篇」となっていることに、次作アンソロジーも楽しみになる。 2021/10/10

くろばーちゃん

5
鏡花といえば、絵本になっている『化鳥』や、天守物語くらいしか読んでなくてまだまだ憧れの存在。このアンソロジーに載っている作品は、私には読みこなせなかった。なんとなく怪しい雰囲気は伝わるのだが、誰のセリフなのか、この場面には誰と誰がいるのかなど、わからなくなってしまって情景を思い描けなかった。"戯曲編"も積んであるので、そちらを読み、周辺の作家の作品を読んでから読み返したい。2021/12/17

SOLVEIG

3
やっと読了……という感じ。好きな世界なんだけれど、かなり苦戦。難しいと言うのとはちょっと違う気がするのだけれど、「読み辛かった」というのが正直な感想。結局どういう話なのかはなんとなくわかる気はするのだけれど、文章表現、言葉(単語)の使い方等々に慣れなきゃ駄目だなと。そんな中、『尼ヶ紅』は長かったけれどついて行けた方だったかなと思う。戯曲編も積んであるので、後日そちらにも挑戦する。そして、時を置いて、本書も再読してみようと。 とはいえ、「似たようなパターンが多いかも?」という印象もどこかに。。。2022/03/06

丹尾瀬

0
「高桟敷」の言い知れない不気味さ 「尼ヶ紅」の蛇と桔梗 「霰ふる」の霰の降る夜に子ども二人 思い浮かぶ情景が懐かしく感じてなんだか不思議 2022/09/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18338889
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。