出版社内容情報
北海道の函館にたたずむ、ジビエフレンチレストラン『フォレアンシャン』。女子大生の小桧葉陽葵は、ひょんなことからこの店のオーナーである御世野景悟と出会い、アルバイトをすることになる。
食材にこだわり、自分で狩りまでするほどの料理オタクの景悟だが、同時に『謎』にも目がない。
陽葵は景悟とともに、店に来た客においしい料理と『謎解き』を提供することになり――。
内容説明
北海道の函館にたたずむ、ジビエフレンチレストラン『フォレアンシャン』。女子大生の小桧葉陽葵は、ひょんなことからこの店のオーナーである御世野景悟と出会い、アルバイトをすることになる。美しい顔に似合わず、自分で食材の狩りまでする料理オタクの景悟だが、同時に『謎』にも目がない。陽葵は景悟とともに、店に来た不思議な客においしい料理を提供し、彼らの『謎』を解くことに―。
著者等紹介
三上康明[ミカミヤスアキ]
1979年、神奈川生まれ。小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なな
15
ジビエを題材にした小説は結構読んでますが、この作品はライト文芸らしく、重くならずサラリと描かれています。こういうジャンルでジビエ料理が登場すると身近で親しみやすく感じられ、食べてみたいと思わされます。興味津々です。イケメンシェフ二人と恋愛関係にならない設定も好ましく感じました。2020/09/27
デジ姫
8
おばあちゃんの家の天井から現れた猟銃。その猟銃を先ほどであったばかりの男性におばあちゃんの了解も得ずに内緒で預ける。男性のレストランで働き始めた主人公のスタッフに対するものの言い方。内容に謎を含むための設定かもしれないけど最後まで主人公の印象が良くなることはなかった。2020/11/27
あかぽち
7
東京から函館の祖母の家に越してきた陽葵。偶然、祖父の部屋の天井からライフル銃を見つける。それが縁でフレンチレストランで働くことになるが…。嗅覚が利かない陽葵の秘める悩み、行動力のある祖母、猟銃の謎となかなか面白く読めた。私が口にするジビエは牛豚と変わらない料理で庶民的なんで、ちゃんとしたフレンチ料理店のは手間も使う素材も違うなぁーと感心しました…。リエーヴル・ア・ラ・ロワイヤルなんて絶対に作れない!2021/03/23
MAMI.
7
★★★☆☆2020/09/30
ひまわり
5
函館に行きたいな。ジビエを食べてみたいな。2024/08/31