文明と文化の思想

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560083758
  • NDC分類 118
  • Cコード C0010

出版社内容情報

人類史上初めて伝統社会のすべての価値系統を見直し、それまで存在しなかった価値体系を創出するために案出された文明と文化の概念から、人間が神となった西欧近代を問い直す。

【著者紹介】
1941年生まれ。元立命館大学教員。著書に『ミュージアムの思想』『芸術崇拝の思想』。

内容説明

伝統社会のすべての価値系統を見直し、それまで存在しなかった価値体系を創出するために案出された文明と文化の思想。人類史上初めて紡がれたこの思想から、人間が神となった西欧近代を問い直していく。

目次

序章 人間が世界の支配者へ
第1章 啓蒙主義の歴史哲学
第2章 ロマン主義と文化
第3章 政治哲学の生成と進歩の思想
第4章 「世界史」の思想と世界蒐集の思想
第5章 文明と文化の終焉

著者等紹介

松宮秀治[マツミヤヒデハル]
1941年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部(ドイツ文学専攻)卒業。同大学院修士課程・博士課程を経て、教員となる。2006年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

23
文明とはヨーロッパ世界が非西欧世界に対する優越意識を明確に指標化するための観念体系を支える基礎概念(9頁)。文明は欧州人の優越意識の表明として自己の業績の指標化を目指して整備されてきたものだが、ドイツ人は対峙語の文化を生み出すことになった(10頁)。文明や文化概念は、人間が自己の主体的な関与による形成の場とみなし、その業績を分類学的な思考の下に整序していくなかで生み出していったものである。2015/01/01

さたん・さたーん・さーたん

2
文明や文化とは、近代によって意図的に作られた概念が変形して今のかたちに至る。とても丁寧に、言葉を変えながら論旨を反芻する文章なので、読みにくいが読み甲斐がある。個人的に「文化」「世界史」とは関心をひくテーマであっただけに、それが西欧近代主導の虚構、壮大な外見と裏腹に狭窄した視野をもつ実態とわかり少なからず衝撃を受けた。今後の文化論、世界史に触れるにあたり楔にしたい一冊。2017/02/23

takao

0
☆? 何だかわからねー。2018/09/25

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