出版社内容情報
人はウソをつく時、視線を外したり、つい早口になったりしませんか? それは、緊張、不安、警戒、恐怖といった心理によって引き起こされる生理的な反応、万人に共通するクセのようなものだ。ウソを見破る術に長けたベテラン刑事・平間徹とコンビを組んだ新米刑事の目を通して、人間がウソをつく時に見せる仕草や言動を紐解くショートストーリー集。日常生活で悪質なウソを見破る上でも役立つ、ミステリーファン必読の書。
内容説明
ウソを見破る術に長けたベテラン刑事・平間徹とコンビを組んだ新米刑事の目を通して、人間がウソをつくときに見せる仕草や言動を明らかにしていくショートストーリー集。エピソード全35話。瞳の収縮やまばたき、情動発汗など嘘をつく人に表れるクセや生理的反応をベテラン刑事が指南する。
目次
さまよう視線
不安の裏返し
瞳は語る
心の窓
笑顔の理由
仕草が意味するもの
うその発信源
釈明会見の水
言葉の間
足の告白〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっこ
46
35話にも及ぶショートショート。犯人のちょっとした仕草から嘘を見破るベテラン刑事とそれをお手本に成長していく若手刑事。ずっと同じような内容が続いて後半飽きてしまいました。「嘘を考えているとき人は視線を天井に向ける」とか言われても、私も記憶を辿ったりするとき視線を上のほうに向けたりするのでそれを嘘と言われましても…。ベテラン刑事に物申したい気分でした。私には合わなかったです。2019/07/11
ムーミン
38
深さはないですが、自分にとっては今までにない感覚でした。2022/03/06
なな
21
ショートショートなのに 半分で断念。だめだ2021/06/10
寒っ!!
13
ショートストーリーなのでパッパと読める。話の内容自体に膨らみがないところがややつらい。2019/11/21
スプリント
11
嘘をつく人の仕草や行動を題材にしたショート・ショート推理小説です。バックボーンのストーリーもわかりやすくスルスルと読めます。2020/07/26