出版社内容情報
実世界の様々な現象を表現できる点過程について,基礎的な理論から実データ解析,その解析手法までを体系的に解説した入門書。
目次
第1章 はじめに
第2章 ポアソン過程
第3章 点過程の一般論
第4章 更新過程
第5章 Hawkes過程
第6章 マーク付き点過程
第7章 点過程のシミュレーション
第8章 点過程の統計推定と診断解析
著者等紹介
近江崇宏[オオミタカヒロ]
2012年京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻博士課程修了。現在、東京大学生産技術研究所特任准教授。博士(理学)。専門、時系列解析、統計地震学、金融統計学
野村俊一[ノムラシュンイチ]
2012年総合研究大学院大学複合科学研究科統計科学専攻博士課程修了。現在、情報・システム研究機構統計数理研究所モデリング研究系助教。博士(統計科学)。専門、時系列解析、統計地震学、保険数理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shin_ash
3
空間統計の点過程がよく分からなかったので、点過程について学習するつもりで読んでみた。そう言う意味では点過程と言うものがなん何かよく理解できたような気がする。連続の時系列は大変難しいとの話を聞いたことがあったが、その意味もわかった。連続の時系列が点過程の時系列ということだ。逆に一般の時系列は離散時間の時系列と言われる意味もやっとわかった。点過程は連続する事象の集合から、事象の生起にあたるイベントの発生を扱う(記述する)と言うことだ。実務でどの様に使いこなすかは別の難しさがあるが、世界が広がった気がする。2021/01/10
Iwata Kentaro
2
点過程使うか分かりませんが、お勉強のために。2019/11/01
あべっち
2
これまでなかった入門書!2019/06/18
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