出版社内容情報
将来に漠然とした不安を抱え、代わり映えのしない日常には飽きている。そんな、ちょっとお疲れ気味の中高年に手にとってほしい、少し勇気を出して、新しいことにチャレンジする物語。40半ばの井本正美は、近所に洋風のあしらいのあるかわいい古民家を見つけ、そこを間借りして土日限定のおにぎりカフェを開くことを決意する。家主のムツさんはまさに「おばあちゃんの知恵袋」といった人で、おいしい焼きおにぎりの作り方、100年続くぬか床など、正美の目を輝かせてくれる。独身で特に趣味もない正美だったが、俄然「週末の人生」が変わり始めた――。『カフェ、はじめます』を文庫化に際して改題。
岸本葉子[キシモトヨウコ]
著・文・その他
内容説明
古いけど、玄関とかは一部洋風の、なんとも言えずかわいい家!43歳の井本正美はある日、近所の独居老人、ムツと知り合う。そしてひと目惚れしたその家が取り壊される危機だと知るや、間借りしておにぎりカフェを開くことを決意する。ムツからとびきり美味しい糠漬けの秘訣を教わり、ムツに輪をかけてクセの強い娘の了解を取りつけ、改装を安く済ませ…。特に趣味もなく社交的でもない正美の“アラフォーにして人生初の冒険”、休日に始めてみます!人気エッセイストによる初の長編小説。
著者等紹介
岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年神奈川県鎌倉市生まれ。エッセイスト。東京大学卒業後、保険会社勤務を経て、中国に留学。2003年、自らの闘病を綴った『がんから始まる』が大きな反響を呼ぶ。著書多数。『週末の人生―カフェ、はじめます』(単行本『カフェ、はじめます』/中央公論新社刊を文庫化に際して改題)が初の長編小説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
さくらさくら
yomineko@ヴィタリにゃん
桜
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