双葉文庫<br> 新鮮 THEどんでん返し

電子版価格
¥539
  • 電書あり

双葉文庫
新鮮 THEどんでん返し

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575520606
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報



青柳碧人[アオヤギ アイト]
著・文・その他

天祢涼[アマネ リョウ]
著・文・その他

大山誠一郎[オオヤマ セイイチロウ]
著・文・その他

岡崎琢磨[オカザキ タクマ]
著・文・その他

似鳥鶏[ニタドリ ケイ]
著・文・その他

水生大海[ミズキ ヒロミ]
著・文・その他

内容説明

浦島太郎が龍宮城に来てみれば、待つのは密室殺人?ネット社会、刑期を終えた男の名は半永久的に残る現実が。捜査会議後の刑事たち、会話の中に事件解決の糸口あり?シンガポールで新婚旅行、二組の男女の心理が交錯したすえに…。トロフィー凶器の殺人に、ミステリ史上前代未聞の仕掛けが!包丁研ぎが巧みな女のもとに昔の男が訪れ、切れた二人の関係は一転し…。六編のどんでん返しが、あなたを夢中にさせる。

著者等紹介

青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。2009年、『浜村渚の計算ノート』で「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー。同シリーズはロングセラーとなる

天祢涼[アマネリョウ]
1978年生まれ。2010年、『キョウカンカク』でメフィスト賞を受賞しデビュー。13年、『葬式組曲』で本格ミステリ大賞候補、同作に収録された「父の葬式」で日本推理作家協会賞短編部門候補

大山誠一郎[オオヤマセイイチロウ]
1971年、埼玉県生まれ。京都大学推理小説研究会OB。翻訳を手がけた後、電子書籍販売サイト「e‐NOVELS」に発表の短編「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」で2002年にデビュー。『密室蒐集家』で13年、本格ミステリ大賞小説部門を受賞

岡崎琢磨[オカザキタクマ]
1986年、福岡県生まれ。京都大学卒業。2012年、“このミステリーがすごい!”大賞・隠し玉として『珈琲店タレーランの事件簿また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。同作で13年、京都本大賞受賞

似鳥鶏[ニタドリケイ]
1981年千葉県生まれ。鮎川哲也賞佳作『理由あって冬に出る』で2007年にデビュー。連続ドラマ化もされたシリーズもある

水生大海[ミズキヒロミ]
三重県生まれ。漫画家を経て2005年、チュンソフト小説大賞銅賞受賞。08年、福山ミステリー文学新人賞優秀作受賞。09年、受賞作を『少女達の羅針盤』と改題してデビュー。14年、「五度目の春のヒヨコ」で日本推理作家協会賞短編部門候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

171
今回はフレッシュな若手作家の書き下ろし作品を集めたどんでん返しアンソロジー3冊目で根が素直な私はものの見事に騙されましたね。ちなみに天祢さんと水生さんは女性です。『密室竜宮城』青柳碧人:ミステリ童話「浦島太郎」の意外な真犯人は?『居場所』天祢涼:前科持ち男の切ない人生物語。『事件をめぐる三つの対話』大山誠一郎:読者も犯人も同時に騙される!『夜半のちぎり』岡崎琢磨:最後の一行にぞっとします。『筋肉事件/四人目の』似鳥鶏:二度読み必至!仰天の技巧派ミステリ。『使い勝手のいい女』水生大海:バスルームにびっくり!2019/03/03

ナルピーチ

145
どんでん返しな話を集めたアンソロジー集。次代を担う本格ミステリ作家さん6人による作品であり、どの話も読み処満載で面白く、表題通り新鮮な内容でした。これを気に各作家さんの他の作品にも興味出てきたので読んで見ようと思います!2020/08/20

ダイ@2019.11.2~一時休止

108
どんでん返しその3。6編中5人は読んでいる作家さんでイイ感じです。読んでいない水生さんもよかったんでいつか読み始めようかな?。2017/12/27

aquamarine

89
新進気鋭の作家さんによる書き下ろしまたは単行本に収録されていない短篇のアンソロジー。私は新人ミステリ作家さんの作品を読むのが結構好きなので6人中5人が既読。とびぬけた設定が青柳さんらしい「密室竜宮城」とラスト近くになって驚くと同時に思わずニヤリとした似鳥さんの「筋肉事件/4人目の」が印象的で好みでしたが、他の方もそれぞれがこの短さの中にちゃんと自分の色を出しているのがとても好ましいです。意外と評価が低い方が多いですね。私も好みでないものはありましたが、どれもしっかりとしたミステリで悪くなかったと思います。2018/01/31

takaC

87
2度3度読まないとポイントがわからないらしいがどれもこれも2度も3度も読む気にはならない駄作揃いなので結局ポイントは分からずじまい。2018/01/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12487467
  • ご注意事項