双葉文庫<br> 奈良町あやかし万葉茶房

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双葉文庫
奈良町あやかし万葉茶房

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  • サイズ 文庫判/ページ数 290p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575520538
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



遠藤 遼[エンドウ リョウ]
著・文・その他

内容説明

生まれつきあやかしの見える高校生・草壁彰良は、父親の死をきっかけに奈良に住む親戚の額田真奈歌に引き取られ、彼女の営む喫茶店「万葉茶房」で働き始めることになった。万葉茶房は人間だけでなく、あやかしたちにとっても憩いの場。彰良は趣味で万葉集の歌をそらんじられるのだが、試しにあやかしに披露したところ大好評で、歌を聞きに来る常連客も出るほどになる―あやかしと人間たちの交流を描いたハートフルストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

58
奈良町を舞台にしたファンタジー。あやかしが集う茶房での人情劇、いや学園青春劇、いやグルメもん、いや泣き別れ親子のお涙ちょうだい劇、、、。しかも、東大寺、吉野山、氷室神社、なら燈花会などご当地ネタに万葉歌を織り込んだお話。少し欲張り過ぎかな。若干食傷気味です。2018/01/21

hirune

55
【Kindle】最後の最後で明かされた彰良の母親はずいぶんとビッグネームでした!そりゃ忙しいよね😄あやかしも来店する奈良のお茶処 万葉茶房、弱ったあやかしの救命をしたり、人間に一目惚れした猫又の切ない恋を応援したりの出来事はあれど、まずまず平和な彰良(高校生男子)の奈良妖怪ライフでした。彰良や美幸は半妖・半神だから少しは寿命が長かったりしないのかなぁ?2020/08/27

はつばあば

45
京都の場合は悪霊退散!てなものが多いですが、奈良を舞台のあやかしものは情緒豊かです(#^^#)。あやかしが視える彰良君が父を亡くし、奈良に住む母方の親戚の店の手伝いをしながら高校生活をおくることになりました。奈良には神様がいっぱいおられますし、天狗さんや龍神さんも。人と妖が結婚するやなんて素敵やないですか。そりゃ子供にとって視えんでもええもんが視えるなんて不幸かもしれませんが、特別な才能もええもんじゃないかと。モテナイものの僻みかも。いやいや万葉集を覚えられない者が何をかいわんやですが(^^;。2020/09/22

はな

39
図書館本。タイトルだけで借りたら思っていた本と違っていたのですが、読みました。人間とあやかし両方のお店を切り盛りする砂防でのお話。人間のお客さんと出入口は基本一緒ぽいのだけれど、あまり気にならないのかな?奥のお座敷に~って何か持って行ってるけれど、姿は全く見えないって人間のお客さんは不気味だなとか、不思議だなって思わないのかな?という疑問もあります。主人公は今どきなかなかいないいい子タイプ。変だと言われていたら、ちょっと性格がこじれててもいいと思うのだけれど。。。2018/01/20

mariann

29
あやかしが見える少年が、ならまちの茶房で彼らと触れ合って成長する…ありがちな設定ではあるけれど、彼のお得意が万葉集を奏でること。という要素が追加されて話はグッと面白さを増した感じがする。自分の出自を知りたい、けど怖い。葛藤しながら仲間と成長していく様が見どころ。友人の春日と天狗のミヤマとの話は特に好き。母親がなぜ主人公と離れて暮らさなければならないのかは分からないまま。続き出てるのかな?2022/01/29

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