出版社内容情報
硝子町玻璃[ガラスマチハリ]
著・文・その他
内容説明
神様や妖怪をゲストとして迎える出雲のお化けホテルに就職した時町見初。ある日、見初のもとに嬉しい一報が届く。親友の平野由衣が、アシスタントを務める有名漫画家とともに出雲に来ることになったのだ。久々の再会に喜ぶ見初だったが、どうやらその漫画家は、一癖も二癖もある人物のようで―。全国の神様が集う神在月に恋模様きらめくバレンタインと、今回もイベント盛りだくさん!笑って泣けるあやかしドラマ、待望の第二弾!
著者等紹介
硝子町玻璃[ガラスマチハリ]
2014年、第2回「なろうコン大賞」を受賞し『異世界の役所でアルバイト始めました』(双葉社・モンスター文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんき
95
いろんな神様が出てきて面白かったです。神様が神様と喧嘩してるのは、願う人の気持ちを真剣に考えてるからなんだあ。神様は神様で大変なんだあ。神様に感謝したくなりました。第3話の雪の神様のお話しは、あたたかくてよかったです。第4話のチョコレートが入ったスィーツが美味しそう。チョコレートババロア、チョコレートケーキ、チョコレートパイ、フルーツグラタンのチョコレートソースがけ。みんな食べたくなっちゃったあ。2018/02/18
ami*15
47
魅力的な妖怪や神様たちに今回もたっぷり癒されました。白玉も相変わらず可愛いけど、猫の妖怪の布留も凄く好きなキャラでしたね〜(=^ェ^=)ツンデレ気味な布留とひふみの友情にはキュンとしました。布留と椿木さんの性格が似ているというのもよくわかる。人間の闇が見えた場面もあったけど、このシリーズに出てくる人間は神様や妖怪たちと共に生きることを大切にしていることが前作同様に伝わるし、特に雪凪君の温かなお話はこのシリーズらしいものだったかと。神在月やバレンタインなど季節のお話が充実していたところも良いですね。それに→2018/06/26
はな
45
図書館本。装丁の鮮やかな朱に目を奪われました。内容はほっこりとしながらも、なかなか気持ちに気が付いてもらえない冬緒がかわいそうになる。1巻目にちらっと出ていた見初の家に関する内容が気になるところなので3巻目も読みます。2018/01/08
はにこ
39
このホテルの従業員はみんな良いキャラしてるなー。お客様が神様なホテル、泊まってみたい。猫の布留の話も、雪凪の話も良かった。冬緒の恋はいつになったら実るのか。相手が鈍感すぎて可哀想。2021/01/26
一華
38
二作目…今回は、ほっこりほのぼのとしたお話が多かったかな〜特に三話目の雪凪様がほんとにいい子で、かわいかった…見初の能力も判然としてないし、冬緒の想いも通じず、海帆と稲野さんのこれからと〜天樹さんの秘密などなど、読むごとに謎が深まります…「周りからの言葉も大切だ。けれど、一番大切なのは自分でどう思ったか。その心に嘘はつきたくなかった。」見初…まっすぐな子だ。見習いたい。2019/02/27