双葉文庫<br> 白戸修の逃亡

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双葉文庫
白戸修の逃亡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575519242
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



大倉崇裕[オオクラ タカヒロ]
著・文・その他

内容説明

なぜかいつも事件に巻き込まれるお人好し探偵・白戸修。今回は、世界的に有名なビッグイベント『メガトンコミックフェスタ』を爆破すると予告し、中止に追い込んだ犯人に間違えられ、多くの人に追われることに…。しかし、行く先々で過去に事件で関わった人たちが救いの手を差し伸べてくれる。果たして彼は無実が証明され「白戸修」に戻れるのだろうか?シリーズ初の長編ミステリー!

著者等紹介

大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞で佳作となり、98年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

51
またまた、中野が鬼門となって白戸クンは事件に巻き込まれてしまいますが、過去作品のオールスター総登場で彼の逃亡がサポートされていきます。それにしても今回の騒動には作為的なものを感じて物語に不自然さが見られます。もしかしたら初回で遭遇した何かの目くらまし?騒動自体は白戸クンが警察にでも出頭してしまえば、いやいや服を着替えるだけで距離を置いてしまえるのですが、優しい彼が取った行動で逃亡劇は続いていくのです。それにしても同人誌のサークルにはこんなにアクティブな奴らはいませんて(笑)2020/01/30

ち~

34
シリーズ3作目。長編。因縁の町、中野区でまたまた事件に巻き込まれる白戸修。道行く人々に追われるわ、刺客に襲われるわ、脅迫電話がかかってくるわ…。膨大な数の追跡者、次々に襲い来る襲撃者から逃れつつ、2年前のビッグイベント『メガトンコミックフェスタ』での死亡事故の謎を解く。一作目、二作目で白戸に関わった人達が続々登場。それぞれが特性を活かして白戸を助ける、この連携プレーがとても読ませてくれる。宇田川さん、めちゃくちゃカッコいい!!このシリーズ、もう書いてくれないのかなぁ…。2019/07/27

はやっしー

19
まずは、白戸君シリーズ1&2を読みましょう。それから本作を読みましょう。でなけりゃ楽しさ半減。つまり読んでいれば楽しいのです。なんせオールスターズ登場なんだもの。まあ懐かしいあの人この人が次から次に数珠繋ぎに出てくる出てくる。そして白戸君を救うためにあの手この手。それぞれの得意分野でそのスキルを遺憾無く発揮。みんな白戸君の不思議な魅力の虜になっていたんだねぇ。事件の真相を含め多少の無理矢理感は否めませんが、私的には満足。シリーズ初の長編楽しめました。新しいシリーズ期待してます。2016/11/25

マッちゃま

19
白戸修シリーズ第3弾は初の長編。凶悪な事件が常に巻き起こる犯罪都市 中野。今日もこの街は眠らず休まず事件が起きる。そんな魔都に彼は足を踏み入れてしまう。今回は、懸賞金まで賭けられた爆破予告犯「松崎」という男に間違われ、ネットを通じて松崎を追う市民らにまで追いかけられる。命からがら逃げ惑う白戸に明日はあるのか?嵌めたのは誰か?なぜ嵌めたのか?ノンストップのアクション&サスペンスに壮絶なバトル…が有ったような気もしますが、それよりなによりタイトルで連想したのは「お別れ」ぜひまた読みたい好きなシリーズです。2016/09/18

きょん

15
相変わらず鬼門の中野で犯罪に巻き込まれる白戸君。ネットによる顔の見えない大衆の監視は怖ろしかった。前半の理由もわからず逃げ回るサスペンスから後半のアクションまでバラエティに富んでたし、今までの登場人物オールキャストで活躍してるので、久々に前作を読み返してみようと思いました。2016/09/22

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